本塁打王が同時に40盗塁以上を残せば1912年以来112年ぶり

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は30日（日本時間31日）、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦の8回に、2試合ぶりの43号本塁打を放った。2回には今季43個目の盗塁を記録しており、史上初の「43発＆43盗塁」を記録した。さらに米記者は、大谷が1912年以来112年ぶりとなる記録に迫っていると指摘している。

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　MLB公式のサラ・ラングス記者はこの試合後、自身のXに「ショウヘイ・オオタニはナショナルリーグの本塁打部門でトップ、43盗塁を記録している。本塁打王の選手が同時に40盗塁以上を記録したのは、1900年以降だと1912年のトリス・スピーカー（52盗塁、10本塁打）、1909年のタイ・カッブ（78盗塁、9本塁打）とレッド・マレー（49盗塁、7本塁打）、1903年のジミー・シェッカード（67盗塁、9本塁打）」とつづった。

　現在、ナ・リーグの本塁打部門で2位のオズナに6本差をつけている大谷が、このままキングでシーズンを終えれば112年ぶりの記録だというのだ。

　この記録を残している選手は、いわゆる“飛ばないボール”時代の選手ばかりなのが、大谷の異質ぶりをより際立たせる。レギュラーシーズンは残り1か月。大谷はどこまで数字を伸ばしていくだろうか。