「困惑している…」F1レース前なのに起きた珍クラッシュに海外騒然「何が起きた」「本当か?」
自動車レースのF1イタリアGPは現地30日に同国の伝統コース、モンツァ・サーキットで開幕した。同29日にはさまざまなテスト走行などが行われたが、セーフティカーが高速コーナーでクラッシュするというまさかの事態が発生した。海外メディアも報じた今回の事故は、海外ファンを「何が起きたんだ?」と騒然とさせている。
F1イタリアGPが開幕
自動車レースのF1イタリアGPは現地30日に同国の伝統コース、モンツァ・サーキットで開幕した。同29日にはさまざまなテスト走行などが行われたが、セーフティカーが高速コーナーでクラッシュするというまさかの事態が発生した。海外メディアも報じた今回の事故は、海外ファンを「何が起きたんだ?」と騒然とさせている。
かつては「パラボリカ」と呼ばれたモンツァの名物コーナー「クルヴァ・アルボレート」に差し掛かったのは、アストンマーチン社製のセーフティカー。何事もなくカーブするかと思われたが、車は突如バランスを崩してスピンし、そのままタイヤバリアに激突した。もうもうと砂埃が立ち込め、周囲は物々しい雰囲気に包まれた。
英専門メディア「ザ・レース」など、海外メディアも伝えた今回の事故。本来、モータースポーツにおいてセーフティカーは、マシンのクラッシュでコース上に破片などが散乱したり、大雨といった気象状況の変化があった際にレースのペースコントロールのために導入されるだけに、セーフティカー自体が事故を起こしたことで、X上の海外ファンからは驚きの声が上げられている。
「とても困惑している。何が起きたんだ?」
「セーフティカーはセーフティじゃない」
「今までにこんなことが起きたことあるのか?」
「これは本当か? アストンマーチンのCMを撮っているんじゃ?」
「セーフティカーが必要だ」
「どうやったらセーフティカーがクラッシュするんだ」
国際自動車連盟(FIA)は「アストンマーチンが原因を調査中ですが、ドライバーと同乗者は無事です。サーキットには別のセーフティカーがあるため、週末のイベントには影響しません」との声明を発表していた。
(THE ANSWER編集部)