ベッツ、大谷翔平とジャッジの比較論に「その質問フェアじゃない」 力説した「評価すべき」考え
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、アレックス・ロドリゲス以来となる史上2人目のシーズン「42本塁打、42盗塁(42-42)」を達成。打者専念の今季もMLB史に残る活躍を見せている。一方ア・リーグではアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が29日までに51本塁打、123打点をマークする大活躍を見せている。昨季までも比較された両者について、ドジャースで大谷とプレーするムーキー・ベッツ内野手が番組内でコメントしている。
大谷もジャッジも今季躍動
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、アレックス・ロドリゲス以来となる史上2人目のシーズン「42本塁打、42盗塁(42-42)」を達成。打者専念の今季もMLB史に残る活躍を見せている。一方ア・リーグではアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が29日までに51本塁打、123打点をマークする大活躍を見せている。昨季までも比較された両者について、ドジャースで大谷とプレーするムーキー・ベッツ内野手が番組内でコメントしている。
米スポーツメディア「ブリーチャー・リポート」公式Xは、ベッツが司会を務めるTikTokアカウント番組「On Base with Mookie Betts」の動画を公開。ベッツはある人から「ショウヘイが50-50を達成するのと、ジャッジが、シーズンの本塁打記録を破るのとどちらがよりよいシーズンだと思う?」と質問されたことを明かした。
これにベッツは「その質問はフェアじゃないと思う。なぜなら両選手が同じ空間で存在できるからね。どちらかがより優れている必要はないと思うんだ」と自身の考えを述べた上で、「だから僕は、“偉大さ”を評価するべきだと思う。“これは素晴らしい!” “これは二度と見られないかもしれない”みたいにね」と力説した。
ベッツは29日時点で打率.346、28本塁打、95打点に加え、27盗塁、OPS1.017、得点圏打率.393をマークし、躍進するロイヤルズのショートを守るボビー・ウィットJr.の名前も挙げた。「ショウがやっていること、ジャッジがやっていること、ボビーがやっていること、どれも非現実的なものだよ。だから、『あいつのほうが凄い』『こいつのほうが凄い』と言うのではなくて、『なんだよ、こいつら全員スゲーな』って評価するべきだと思うよ」とコメントしている。
(THE ANSWER編集部)