デコピン始球式の数日前

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手とその愛犬デコピンが、28日（日本時間29日）の本拠地オリオールズ戦で異例の始球式を行った。マウンドのデコピンがボールを咥え、捕手役の大谷に届けて見事成功。大きな話題になったが、その数日前にはマイナーリーグである犬の大暴れがあった。1Aクリアウォーター・スレッシャーズが動画を公開。日米のファンが注目している。

　デコピンとは違う形だが、球場を盛り上げた。スレッシャーズ公式Xでは、今月23日（同24日）にベイケア・ボールパークで行われた試合で、3回に初仕事を迎えた新しいバット・ドッグ、ルーシー・メイの動画を公開した。メイは落ち着かない様子で、勢いよく落ちていたバットに向かっていったものの、素通りして一塁側ベンチに入ってしまった。

　しばらくして出てきたものの、またもバットは無視。投球練習するピッチャーの後ろ側、内野芝生部分でまさかの“粗相”をしてしまった。その後も大暴れだったメイ。現地ファンは温かく見守り、最後は拍手を送った。

　動画の投稿文面では「ルーシー・メイのデビューは我々が想像したよりもずっとずっと面白かった」と紹介され、米ファンからも「人生最高の瞬間を過ごしているね」「スターだ！」「観客のリアクションがプライスレスだ」「もうちょっと訓練が必要かしら」「一瞬でファンになった」「思わず笑顔になっちゃったわ」「彼女は緊張していたのかしら」などとほっこりした様子で書き込まれた。

　また日本のXユーザーも「コレはコレで癒される」「普通のイッヌはこんな感じ」「球場をドッグランと勘違いしてるな」「デコピン君と大違いで大爆笑した」「幸せに生きてほしい」「可愛い」などと反応していた。