オリオールズ戦で始球式

　28日（日本時間29日）に行われた米大リーグ・ドジャース―オリオールズ戦では、大谷翔平投手の愛犬デコピンが始球式へ登場した。マウンド上から、捕手役の大谷のもとへ一目散に駆け寄る見事な登板ぶりに、海外ファンからは、「彼と契約しろ」と絶賛の声があがっている。

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　オリオールズ戦の試合前、大谷に抱えられてマウンドにあがったデコピンは、「待て」を命じられると、ホームプレートの傍にお座りで待機。大谷に促されると、置かれていたボールを咥えながら、ホームベース付近まで真っすぐに走っていく“ストライク”投球を見せた。見事に大役を果たした投手・デコピンに、会場からは万雷の拍手が降り注いだ。

　MLBの公式インスタグラムが「今夜は、ショウヘイ・オオタニのためにデコイが始球式を務めた！」と記して、実際の動画を公開。米ファンからは「十分だ、彼と契約しろ」「ヤンキースには早急に彼が必要だ」「この投球だったら、シュワーバーは間違いなく振っちゃうだろうね」「ロッキーズのリリーフの誰よりも優れた投手だ」と契約を願うジョークが殺到していた。

　大谷が「3週間くらい練習した」と語ったデコピンとの始球式。ドジャースは6-4で勝利し、大谷は先頭打者本塁打を含む4打数2安打1打点、2盗塁を決め、史上2人目の42本塁打42盗塁を達成した。