大谷翔平が勧誘していた“幻”の侍ジャパン 舞台裏を告白「100%本当のこと」「チャンスがあれば…」
米大リーグ・ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手は、ドジャースの大谷翔平投手(当時エンゼルス)から2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での日本代表「侍ジャパン」入りの勧誘を受けたものの、資格を満たせず実現しなかった。MLB公式Xが公開したインタビュー動画で、クワンはその舞台裏を明かしている。
スティーブン・クワン外野手
米大リーグ・ガーディアンズのスティーブン・クワン外野手は、ドジャースの大谷翔平投手(当時エンゼルス)から2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での日本代表「侍ジャパン」入りの勧誘を受けたものの、資格を満たせず実現しなかった。MLB公式Xが公開したインタビュー動画で、クワンはその舞台裏を明かしている。
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母方の祖父母が山形出身で日系アメリカ人のクワンは、広角に打ち分ける打撃が持ち味の外野手。“リトルイチロー”とも称され、28日(日本時間29日)の日程を終えた時点で打率.301とア・リーグ5位につけており、今年のオールスターにも選出された。
昨年のWBCでは、侍ジャパン関係者が接触を図ったものの資格を満たせず、代表入りは叶わなかった。MLB公式Xは、「知ってた?:ショウヘイ・オオタニはスティーブン・クワンを日本チームでプレーするように勧誘していた」として、クワンが当時を振り返るインタビューを公開している。
動画内でクワンは、「ツイッターに動画が投稿されていて、その人はショウヘイが君を、WBC日本チームに勧誘したと推測していたんだ。これは推測にすぎないものなの?」という質問に対し、「いやこれは事実だよ。100%本当のこと。僕たちは合間に出会ったんだ」と回答している。
続けて「代表関係者の人たちと勧誘について話して、最高じゃないかと思ったんだ。連絡を続けようって。その後に彼(大谷)が僕にアプローチしてきたんだ。僕は、有名人に夢中な人みたいになって……本当にクールだった」と、当時の心境を語った。しかし実現はせず。「本当にがっかりだった」と明かしたが、「もしまたチャンスがあるなら、次は喜んで引き受けるよ」と、今後の侍ジャパン入りに意欲を見せていた。
(THE ANSWER編集部)