40-40の大谷翔平も逃れられないスランプ「脳がバグってくる」 元MLB選手が復活の理由を解説「安心感が…」
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」はスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」の中で、ドジャースの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)のレイズ戦で、大リーグ史上6人目の「40本塁打40盗塁」を史上最速で達成したと伝えた。この中で、ブルージェイズなどでプレーし、現在も独立リーグでプレーする川崎宗則が、大谷がスランプを克服できた理由について解説している。
大谷が史上6人目「40-40」達成
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」はスポーツ番組「ABEMAスポーツタイム」の中で、ドジャースの大谷翔平投手が23日(日本時間24日)のレイズ戦で、大リーグ史上6人目の「40本塁打40盗塁」を史上最速で達成したと伝えた。この中で、ブルージェイズなどでプレーし、現在も独立リーグでプレーする川崎宗則が、大谷がスランプを克服できた理由について解説している。
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大谷は8月の打率が.227と、今季の月別では最低だった。「おめでとうございます!史上最速は本当にスゴい」と大谷をまず称えた川崎は「速い真っ直ぐの球を前に飛ばすことができなくなった時期があったのは、技術的な問題ではなく、疲れによるもの」と、スランプの原因を指摘した。
「ほぼ欠場せずに500打席も立つと、疲れがものすごくたまってきて、脳がバグってくる。『俺はどこにいるんだろう?』と思ってしまうほど。そして、投手が投げてから0.3秒で打席に届くので、打者はそのわずかな時間の中で球種を予測しないといけない。それが遅れるとバットに当たらなくなるので、体調や疲れによる要因が大きいと思う」
さらに復調のきっかけと指摘したのは、19日から本拠地で行われたマリナーズ戦。「速い真っすぐの球を詰まりながらも打ち返していた。その時に『空振りせず、ヒットになった。この感覚だ』という安心感がきっかけになったのでは? 打者にとっては、バットに当たらないことが一番不安なことなんです」と推測した。
また、パドレスでリリーフとして活躍する松井裕樹投手を、エンゼルスなどでプレーした長谷川滋利氏が直撃。フォーム修正が活躍の要因ではないかと質問をぶつけ、チームメートのダルビッシュ有投手から受けたアドバイスの内容を聞き出している。
(THE ANSWER編集部)