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体重超過で失格レスリング女子が激白 五輪の裁定は「とても不運だ」母国の支援に現役続行も示唆

パリ五輪のレスリング女子フリースタイル50キロ級1回戦で東京五輪金メダリストの須崎優衣を破ったものの、決勝直前に体重超過で失格となったインドのビネシュが、当時の失格処分について「とても不運だと思った」と回顧。母国で支援を受け、前向きに心境が変化している様子を米放送局が伝えている。

レスリング女子フリースタイル50キロ級のビネシュ【写真:ロイター】
レスリング女子フリースタイル50キロ級のビネシュ【写真:ロイター】

母国で授与された“金メダル”

 パリ五輪のレスリング女子フリースタイル50キロ級1回戦で東京五輪金メダリストの須崎優衣を破ったものの、決勝直前に体重超過で失格となったインドのビネシュが、当時の失格処分について「とても不運だと思った」と回顧。母国で支援を受け、前向きに心境が変化している様子を米放送局が伝えている。

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 米放送局「CNN」のニュース番組「News18」の公式サイトは「『私の戦いは始まったばかり』ハリヤナ州で金メダルを授与され、ビネシュ・フォガットは決意を固めた」との見出しで記事を掲載。ビネシュが地方評議会「サルブ・カプ・パンチャーヤト」から金メダルを授与されたことを報じた。

 記事でビネシュは「私の戦いは終わっていない。むしろ始まったばかりよ」と現役続行に意欲的なコメント。「パリで戦うことができなかったとき、とても不運だと思ったの。でもインドに戻ってきて、愛とサポートを実感した後、私はとても幸運だと感じているわ」「私はどんなメダルよりもこの名誉に、永遠に感謝するわ」とパリ五輪での裁定に不服を示しながらも、立ち直りつつあることを示した。

 ビネシュは6日の計量をクリアし、1回戦で東京五輪金メダリストの須崎優衣に勝利。7日の決勝に進出したが、7日朝の計量は失敗した。米スポーツ専門局「ESPN」など海外メディアによると、サウナなどで汗を流し、髪を切り、さらに採血まで行った末に約100グラム超過だったという。その後、Xで現役引退を報告していた。

(THE ANSWER編集部)

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