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始球式なのに147キロ計測、NPB史上最速記録に衝撃「スパイク無しで凄すぎ」「さすが早稲田」

25日に行われたプロ野球・西武―楽天戦(ベルーナドーム)の始球式に、早実、早大などで投手として活躍した内田聖人さんが登板。NPB始球式史上最速の147キロをマークした。本人は「150は出したかった、、鍛え直します」とこれでも納得いっていないようだ。

内田聖人氏【写真:白永崇大】
内田聖人氏【写真:白永崇大】

プロ野球で驚きの始球式

 25日に行われたプロ野球・西武―楽天戦(ベルーナドーム)の始球式に、早実、早大などで投手として活躍した内田聖人さんが登板。NPB始球式史上最速の147キロをマークした。本人は「150は出したかった、、鍛え直します」とこれでも納得いっていないようだ。

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 内田さんはノーワインドアップから投球。凄まじいボールは捕手がミットで捕球できない程の勢いだった。場内がどよめきに包まれる中、電光掲示板は147キロの表示。確認した内田さんは天を仰ぎ、少し悔しそうな仕草も見せた。

 自身のXで「始球式147km/hでした。(NPB始球式史上最速とのこと)」と報告。「関係者の皆様、ありがとうございました。終わった後の西武ベンチの皆様がとても温かったです」と感謝しつつ、「己のプライドのために言い訳すると、直前アップとスパイクは無しでした、、それでも150は出したかった、、鍛え直します」とも明かしていた。「アップなしスパイクなしで147は凄すぎる」「これ凄すぎて周りざわついてた」「さすが早稲田からのENEOS」などと驚きの声も寄せられた。

 内田さんは早実で2年夏に甲子園出場。早大1年春に全国優勝などを経験し、在学中に150キロを記録。社会人野球のJX-ENEOSから米独立リーグ挑戦を経て、25歳で19年に現役引退した後は指導者に転身。ピッチングストラテジストの肩書きで活動し、自らを実験台にしたトレーニング理論を発信している。主宰するオンラインサロン「NEOREBASE」には、米大リーグ、メッツの千賀滉大ら現役プロ選手も多数参加し、話題を集めている。

 引退後、独自のトレーニングで、最速は硬式154キロ、軟式155キロにまでアップ。2022年8月には独立リーグの四国アイランドリーグplus・徳島インディゴソックスの本拠地試合(愛媛マンダリンパイレーツ戦)始球式で150キロをマーク。日本ハム・新庄剛志監督が現役引退後の2008年に36歳で記録した145キロを上回っていた。

(THE ANSWER編集部)

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