史上最速で40-40を達成

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は23日（日本時間24日）、本拠地レイズ戦に「1番・DH」で先発出場し、9回の第5打席でサヨナラの40号満塁弾を放った。7-3の勝利に大貢献。この日40個目の盗塁も決めており、日本人初、メジャー史上6人目の40本塁打40盗塁を劇的に達成。偉業の裏で忘れられがちな事実がXでトレンド入りするほどの話題になった。

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　劇的に決めた。3-3で迎えた9回2死満塁の場面。初球の低めのスライダーをフルスイングすると打球は右中間へ。打球速度105.1マイル（約169.1キロ）、飛距離389フィート（約118.6メートル）の満塁弾で試合を決めた。この日40個目の盗塁も決めており、日本人初、メジャー史上6人目の40本塁打40盗塁を史上最速で達成。本拠地を大熱狂させた。

　快挙の裏で、X上では「リハビリ中の投手」がトレンド入りする珍事に。大谷は昨年、右ひじの手術を受けており今季は打者に専念。来季の投手復帰に向けて、リハビリに励んでいる最中だ。

　投手としては復活の道のりの途中にもかかわらず、打者としてMLB史に残る数字を残したことで、日本ファンからは「この人リハビリ中の投手ってマジですか」「ほんと忘れてるけど手術明けの投手リハビリ中で来年はエース級ピッチャーが加わるんですよね」「サヨナラ満塁ホームランで40-40メジャーで達成しちゃうリハビリ中の投手」「本来なら手術後シーズン全休で、リハビリ中の投手なんだけどな」「40-40って…この方リハビリ中の投手ですよね？」などと驚きの声が続出していた。