ペア解消ワタガシの別れに使った1枚「勇大くんと組めて幸せ」 東野有紗が惜別「私にとって…」
バドミントンの国際大会・ダイハツジャパンオープンは23日、横浜アリーナで混合ダブルス準々決勝が行われ、パリ五輪銅メダルの渡辺勇大、東野有紗組はヤン・ポシュアン、フ・リンファン(台湾)組に9-21、17-21でストレート負けした。今大会限りでペア解消。最後の試合となり、東野は画像付きで「勇大くんと組めて幸せ」と報告した。
ダイハツジャパンオープン
バドミントンの国際大会・ダイハツジャパンオープンは23日、横浜アリーナで混合ダブルス準々決勝が行われ、パリ五輪銅メダルの渡辺勇大、東野有紗組はヤン・ポシュアン、フ・リンファン(台湾)組に9-21、17-21でストレート負けした。今大会限りでペア解消。最後の試合となり、東野は画像付きで「勇大くんと組めて幸せ」と報告した。
13年の重みが伝わる1枚で別れを告げた。
青いユニホームを着たワタガシ。東野の左手と渡辺の右手が重なった。ペアを組み、何度も交わしてきたハイタッチ。2人の絆が表れた。これが最後だ。
画像をインスタグラムに公開した東野は、文面で「13年間ありがとう」と切り出した。「ミックスってこんなに楽しいんだって思えて、こんなにもたくさんの試合に出れて本当に勇大くんと組んでこれて幸せでした。たくさん色々な景色を見れて経験できてこの13年は私に取ってすごくすごく成長できた13年間でした。たくさんの経験をさせてくれてありがとう」と渡辺に感謝の言葉を送った。
さらに「ベスト8で終わってしまいましたがたくさんの方々の前で、最後に日本の素晴らしい大会で試合できたこと、とても幸せです」と感慨。「会場に足を運んでくださった方々、ありがとうございます。たくさんの温かい応援声援、嬉しかったです」とファンにも想いを届けた。
前日の2回戦を30分強で勝ち上がっていたワタガシペア。この日は台湾ペアの強打に序盤から押し込まれる展開が続き、相手にポイントを許した。第1セットを9-21で落とし、切り替えて臨んだ2セットも東野に対する強打をしのぎ切れずに、17-21で奪われた。
中学からペアを組む渡辺と東野は「先輩」「ゆうたくん」と呼び合う間柄。仲の良さでも注目を集めていた。渡辺は混合ダブルスで、東野は女子ダブルスで活動予定。今回の投稿の最後に東野は「次のステップに向けて応援していただけると嬉しいです」と記した。