京都国際の甲子園初優勝に韓国記者も感動 「完璧な一編の野球マンガ」「すっかりのめり込んだ2時間」
第106回全国高校野球選手権大会は23日、甲子園球場で決勝戦を行い、京都国際(京都)が関東第一(東東京)を延長10回タイブレークの末に2-1で破って初優勝を飾った。夏の甲子園には3度目の出場でつかんだ初栄冠には、韓国球界からも大きな関心が集まっている。
史上初のタイブレーク決勝には韓国からも熱視線
第106回全国高校野球選手権大会は23日、甲子園球場で決勝戦を行い、京都国際(京都)が関東第一(東東京)を延長10回タイブレークの末に2-1で破って初優勝を飾った。夏の甲子園には3度目の出場でつかんだ初栄冠には、韓国球界からも大きな関心が集まっている。
同校は1947年に開校した京都朝鮮中が前身。その後1958年には京都韓国学園となり民族教育を行ってきた、2003年には日本の学校教育法による認可を受け、翌年から現在の校名になった歴史がある。日本語、英語、韓国語のトリリンガル教育を掲げている。
そのため、今回の甲子園での快進撃は韓国でも大きな注目を集めている。史上初のタイブレーク決勝に突入し10回裏、関東一の反撃を1点に抑えて優勝を決め、バッテリーが抱き合うと、X(旧ツイッター)上では韓国の記者が次々に反応した。
韓国メディア「スポーツ春秋」のペ・ジホン記者は「夏、太陽、そして野球。完璧な一編の野球マンガだ」と同校の優勝を称えた。また放送局「SBS」でキャスターを務めるチョン・ウヨン氏は「京都国際高が甲子園優勝。素晴らしいゲーム、素晴らしい雰囲気。すっかりのめりこんだ2時間」とつづった。両軍無得点で延長突入という締まったゲーム展開に魅せられたようだった。
(THE ANSWER編集部)