古賀紗理那の引退会見を夫・西田有志がこっそり撮影 カメラマンに紛れ…スマホでパシャリ
パリ五輪の女子バレーボール日本代表主将を務めた古賀紗理那が16日、都内のホテルで引退会見を行った。パリ五輪をもって現役引退すると大会前に発表。今月3日の同1次リーグで勝利したケニア戦が現役最後の試合となった。今後の活動は未定。会見後の写真撮影では、男子代表の夫・西田有志がカメラマンにまざってこっそり撮影していた。
パリ五輪をもって現役引退、都内で会見
パリ五輪の女子バレーボール日本代表主将を務めた古賀紗理那が16日、都内のホテルで引退会見を行った。パリ五輪をもって現役引退すると大会前に発表。今月3日の同1次リーグで勝利したケニア戦が現役最後の試合となった。今後の活動は未定。会見後の写真撮影では、男子代表の夫・西田有志がカメラマンにまざってこっそり撮影していた。
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会見場には50人を超える報道陣が集結。テレビカメラ10台以上が並ぶ中、登壇した古賀は「東京五輪が終わって、パリで主将をやると決めた時から、パリ五輪で選手を引退すると決意してここまで来ました」と明かし、今後については「全くの未定ですが、少しでもバレーボールに携わって行ければ」とした。
会見後の写真撮影では無数のフラッシュを浴びたこの日の主役。レンズを向けるカメラマンたちの中に西田がまざっていた。スマホでこっそり撮影し、自身の座席に戻ると、司会者に「一番前じゃなくていいんですか?」と聞かれた。断るジェスチャーを取りながら「大丈夫です!」と苦笑い。しかし、古賀の要望でステージに上がることになり、2ショットを撮影した。
ピースサインをつくった後、テレビカメラ用にも促され「いらないでしょ!」と赤面。司会者に求められる形でマイクを握り、「現役生活お疲れ様でした。引き続き自分たちでいい家族を築きあげていければいいかなと思います。お疲れ様でした」と労いの言葉を贈った。
会見中、古賀は今後の夢を問われ「夫のお世話を頑張りたい」と笑顔。「私は思ったことをすぐに言っちゃう性格なので、全部夫にむかつくことも、楽しかったこともすべて言っていたので、本当に大変だっただろうと思いますけど、苦しい時に私の味方でずっといてくれた。そこは感謝しています。これからはお世話頑張りたいと思います」と感謝していた。
28歳の古賀は2013年、熊本信愛女学院高2年で日本代表デビュー。当時16歳という若さで注目を浴びた。2015-16年シーズンにVリーグ・NECレッドロケッツに入団し、最優秀新人賞を受賞。日本のエースとして21年東京五輪に出場したほか、今年のネーションズリーグでは主将として日本史上初の銀メダル獲得に貢献。ベストアウトサイドヒッターも受賞した。
パリ五輪では1次リーグ1勝2敗の3位で決勝トーナメント進出はならず。3-0で勝利したケニア戦が現役最終戦となった。
(THE ANSWER編集部)