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世界的ファッション誌も称賛 パリ五輪モンゴル代表のユニホームが話題「最高の衣装」「金メダル」

パリ五輪でモンゴル代表が着用するユニホームが大きな注目を集めている。五輪公式SNSが画像を公開すると「本当にイケてる」「今までで最高の衣装の1つだわ」と絶賛の嵐。世界的ファッション誌「GQ」も担当デザイナーに直撃し、デザインに込められた意味や製作の経緯などを紹介している。

パリ五輪でモンゴル代表が着用するユニホームが大きな注目を集めている【写真:ロイター】
パリ五輪でモンゴル代表が着用するユニホームが大きな注目を集めている【写真:ロイター】

世界的ファッション誌「GQ」が特集

 パリ五輪でモンゴル代表が着用するユニホームが大きな注目を集めている。五輪公式SNSが画像を公開すると「本当にイケてる」「今までで最高の衣装の1つだわ」と絶賛の嵐。世界的ファッション誌「GQ」も担当デザイナーに直撃し、デザインに込められた意味や製作の経緯などを紹介している。

 個性的な装いが世界から絶賛された。五輪公式インスタグラムが「世界中から集まる選手がパリ五輪で着用する美しいユニホームのいくつかを見てください」と記し、ハイチや英国など7か国の写真を投稿。特に注目されたのがモンゴルだった。「金メダルはモンゴル」「モンゴルのものが最高」「モンゴルが本当にイケてる」「モンゴルが今までで最高の衣装の1つだわ」と称賛の声が相次いだ。

 デザインを担当したのはウランバートル本社のファッションブランド「Michel&Amazonka」。GQは「話題となった2024年五輪のモンゴルのユニホームがわずか12週間でどう完成したのか」と題し、同社のディレクター兼ゼネラルマネージャーのバトバータル・ムンクバヤ氏に直撃した。東京、北京と五輪2大会でユニホーム製作を担ったことがあるが、今回は別の会社に決まっていたという。

 しかし、その契約はキャンセルとなり、2月にモンゴル五輪委員会から「Michel&Amazonka」に依頼の連絡が入った。「完成させるのにたった3か月しかありませんでした」とムンクバヤ氏。7月にモンゴルで行われる「ナーダム」という大きな祭典からインスピレーションを得たデザインだといい、「刺繍の部分は少し凝っています。しかし、伝統的な衣装です」などと説明する。

 反響の大きさには「まだ衝撃を受けています。今までにない出来事なので。フェイスブックやインスタグラムで私たちに連絡してきて、ポジティブな感想をくれた人たちのことを考えると…信じられません。反応をくれる人たちの数は驚異的です」と感銘を受けているようだ。

 記事では「シャープで、ディテールに富み、控えめなウェーブ、そして刺繍入りの襟とボックス型のベストを備えたこのユニホームは、この夏の開会式でアスリートらが着用するもので、最も厳しいオンライン上の人々であるファッション・ツイッターの支持を獲得することに成功した」とデザインを称賛している。

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