欧州のオファー断り日本行き決断、独バスケ大物の理由 2週間の沖縄滞在で「文化に魅了された」
バスケットボールのB1リーグ群馬クレインサンダーズは17日、パリ五輪ドイツ代表のヨハネス・ティーマンと契約合意したと発表。206センチ、110キロのパワーフォワードで、昨年のFIBAワールドカップでも優勝に貢献。そんな大物が日本を選んだ理由を母国メディアに語っている。
B1群馬クレインサンダーズ入り
バスケットボールのB1リーグ群馬クレインサンダーズは17日、パリ五輪ドイツ代表のヨハネス・ティーマンと契約合意したと発表。206センチ、110キロのパワーフォワードで、昨年のFIBAワールドカップでも優勝に貢献。そんな大物が日本を選んだ理由を母国メディアに語っている。
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ドイツ大衆紙「ビルト」は「世界王者ティーマンが明かす だから日本へ行く」との見出しで記事を掲載。ティーマンが日本行きを選んだ理由を語っている。
同紙が「しかし、なぜ日本? ユーロリーグのチームではなく? オファーは十分あった」と記している通り、欧州のチームからも誘いはあったという。ティーマン本人も「ユーロリーグのいくつものチームと話をした。もちろんアルバ(ベルリン)とも」と、6シーズン在籍したアルバ・ベルリンとも交渉したことを認めている。
ただティーマンは「しかし、日本からのオファーはとてもいいものだった。だから、日本に行かない理由はあるか? と考えたんだ」と群馬が提示したオファーが良かったと説明。さらに、昨年のワールドカップで沖縄に2週間以上滞在したことも「決断に至った大きな理由だ」とされている。
妻マリーさんもともに沖縄に滞在。「もし(日本で)過ごしていなかったら、決め手はなかっただろうね」「それどころか全く考えもしなかったかもしれない。けれど僕は日本の文化にとても魅了されたし、これから自分の環境がどうなるかも大体わかっているんだ」と日本文化に触れた事が大きかったと語っている。
(THE ANSWER編集部)