ホームランダービーの国歌独唱が物議

　米大リーグのオールスター前日の恒例イベント・ホームランダービーが15日（日本時間16日）に開催されたが、国歌独唱を務めたカントリー歌手のイングリッド・アンドレスに対し、批判が殺到。アレンジを利かせすぎたことが発端となり、炎上状態となったが、本人は謝罪した。失敗の理由は飲酒であると告白した。

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　アンドレスはホームランダービーが行われたグローブライフフィールドで国歌独唱を務めた。ただ、アレンジを利かせた歌声は音程が不安定に。米メディアやファンの間で「酷すぎる」「史上最悪」などと猛批判を浴びた。一夜明けた16日（同17日）にインスタグラムを更新したアンドレス。画像に謝罪メッセージを掲載した。「みんなに対して嘘はつかないわ。昨晩は酔っていたの。必要な助けを得るために今日、施設に入るわ」と緊張を紛らわせるためか、飲酒した状態で歌ったことを告白した。

　アメリカでも大きな注目を集める舞台。「昨晩の私は本来の姿じゃない」と釈明した上で「MLBと全てのファン、そしてこの国に謝罪します」と詫びた。「あの演奏が大好き。リハビリがどんなものか皆にも伝えるわ。とても楽しいものみたいよ」と明かし、アルコールに関する治療プログラムを受けるとみられる。