元MVP男がボソリ「あーまずい」 大谷の123m特大二塁打に敵地で漏れた「今回はダメだった」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地タイガース戦に「1番・DH」で先発。同点の9回に中越えの決勝適時二塁打を放った。5打数1安打1打点で、チームを4-3の勝利に導いた。ドジャースは連敗を「4」でストップ。失点を許した敵地の中継では、元MVP男も「今回はダメだった」とうなだれていた。
敵地タイガース戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地タイガース戦に「1番・DH」で先発。同点の9回に中越えの決勝適時二塁打を放った。5打数1安打1打点で、チームを4-3の勝利に導いた。ドジャースは連敗を「4」でストップ。失点を許した敵地の中継では、元MVP男も「今回はダメだった」とうなだれていた。
勝利を引き寄せた。3-3の同点で迎えた9回2死一、三塁。ここまで4打数無安打だった大谷のバットが火を噴いた。ホルトンが投じた速球をセンターに打ち返す。403フィート(約123メートル)の大飛球はフェンス手前でワンバウンドし、適時二塁打に。これが連敗を4で止める決勝タイムリーになった。
タイガースの地元米ミシガン州地元局「バリー・スポーツ・ミシガン」の中継では、実況のジェイソン・ベネッティ氏が「オオタニが叩きのめした」と強振の瞬間に伝えると、1988年のナ・リーグMVPで解説を務めたカーク・ギブソン氏は「uh oh(あーまずい)」と思わずボソリ。ベネッティ氏は「MVP2度受賞した男の視覚と手の協調で4-3に」と脱帽した。
不調気味だった大谷だが、大事な場面で安打。ギブソン氏は「高めのチェンジアップのようでした。オオタニは見逃しませんでした。一瞬、本塁打かと思いましたけどね。今日、我々は何度か切り抜けたか、今回はダメだった」と抑えきれなかったことを悔しがっていた。
(THE ANSWER編集部)