大谷翔平、連敗4で止める決勝二塁打「何とか打ちたいと」 大飛球に米絶叫「火を噴いたぞ!」「入ったと思った」 9回2死から大仕事
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地タイガース戦に「1番・DH」で先発。同点の9回に中越えの決勝適時二塁打を放った。5打数1安打1打点で、チームを4-3の勝利に導いた。ドジャースは連敗を「4」でストップ。大飛球に米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況席も大興奮の様子だった。
敵地タイガース戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地タイガース戦に「1番・DH」で先発。同点の9回に中越えの決勝適時二塁打を放った。5打数1安打1打点で、チームを4-3の勝利に導いた。ドジャースは連敗を「4」でストップ。大飛球に米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況席も大興奮の様子だった。
3-3の同点で迎えた9回2死一、三塁。ここまで4打数無安打だった大谷のバットが火を噴いた。ホルトンが投じた速球をセンターに打ち返す。大飛球はフェンス手前でワンバウンドし、適時二塁打に。これが連敗を4で止める決勝タイムリーになった。
柵越えを期待させた打球に、実況のスティーブン・ネルソン氏は「オオタニのバットが火を噴いた! 右中間への深い当たりだ! バウンドした球が柵を越えてドジャースにリードをもたらした!」と絶叫した。
さらに解説のオーレル・ハーシュハイザー氏も「この男がかっ飛ばすのは時間の問題。スランプは長くは続きません」とコメント。大谷が打った直後に見せた様子に「確信歩きをしたのは、入ったと思ったからですが、デトロイトにいるのを忘れていましたね。この球場は、どデカい。センターは412フィートありますから」と話していた。
大谷は中継インタビューで「ヒットで、1得点でいいので何とか打ちたいと思っていた。打った瞬間は抜けるかわからなかったが、抜けてほしいという気持ちで走っていた」とコメント。連敗を止める一打となったが「連敗中なのでなかなかタフな試合が続いていた。切って、良い流れを持ってくるのが大事だと思った。(カードの)初戦を取れたのは大きい」と話した。
(THE ANSWER編集部)