パリ五輪代表の森「聞き終わった後に笑顔になれる一曲」

　トランポリンのパリ五輪代表・森ひかる（インカラミ金沢学院大学クラブ）の応援ソングとして、井上苑子が送った「あゆれでぃ」が7日にリリースされた。トランポリンに因んだ歌詞が登場する点も注目ポイント。リリース日の7月7日は森の誕生日でもあり、誕生日プレゼントの意味も込められている。

　森は今回の楽曲提供に関して「高校生の頃から好きで聴いていた苑子ちゃんから楽曲提供をいただけて嬉しい。普段苑子ちゃんが掛けてくれる言葉が詰まっていて、聞き終わった後に笑顔になれる一曲。私だけでなく、聞いている皆さんにとっての応援ソングになっていると思うので、たくさん聴いて欲しい」とコメントした。

　井上は「新曲『あゆれでぃ』を作るきっかけになったのは、紛れもなくひかるちゃんから大きな影響を受けたからです。私にとって初めて出来たプロのスポーツ選手のお友達」と説明。森の印象については「初めてお会いした日にたくさん話をしました。共感することが多いことにびっくりして、いい意味ですごく普通の女の子だなぁと思いました。ライブも見にきてくれて、その度に楽しかったってあのキラキラ笑顔で伝えてくれました。そんな彼女の試合は手に汗握る秒間で、真剣な眼差しに胸を掴まれました」としている。

　さらに「そして、普段見せるとびっきりの笑顔は、人知れず果てしない努力をしているからあんなに輝いているんだと感じました。日々、当たり前に頑張ってる人には背中を押す曲を書くより隣で支えてあげられるような曲を書こうと思って完成した曲です。ひかるちゃんパリ五輪出場ほんとにおめでとうございます！　ひかるちゃんらしく、楽しんでね！日本から応援してます！！！」とエールを送った。