バレーボール女子

　パリ五輪でメダル獲得を目指すバレーボール女子日本代表。既に出場内定選手12人が発表されているが、話題になったのがリザーブメンバーの山岸あかねだ。福留慧美、小島満菜美の2人が選出されており、山岸を含めるとリベロが3人になる。ネーションズリーグ銀メダルを陰ながら支えた献身ぶりが明らかになり、ファンの涙を誘っている。

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　33歳の山岸はネーションズリーグにリザーブメンバーとして帯同。練習をおこないつつも、チームメートへのドリンクづくり、荷物運びなどをこなし、献身的にサポートしていた。日本バレーボール協会（JVA）公式YouTubeチャンネル「Channel JVA」が5日に公開した密着映像では、その一端が垣間見えている。

　山岸は「年齢は関係ないですし、年下の選手がグイグイこられるような雰囲気作りとか、その人がいいプレーを出せるようなサポートがやれたらいいなと思っています」と話し、小島、福留と試合前にリベロ3人で手を繋いで気合を入れるシーンなども公開されている。

　日本が銀メダルを獲得した表彰式の直後、記念撮影する選手達の中には背番号5の山岸のユニホームが掲げられていた。この日は会場に不在だったが、それだけ選手から慕われている証拠だった。銀メダルは山岸の手にもわたり、仲間たちとハグで喜びを分かち合っていた。

　ファンからは「13人目のメンバーにキラさんが選ばれた理由がこの動画に詰まってる」「キラさんのお人柄素敵です。感動」「リザーブメンバーに山岸選手が選ばれた理由が分かりました」「キラさんメディックスでも1年目の選手や若い選手に慕われる選手だから13人目に選ばれるのすごいわかる」などと、山岸が“13人目”に選ばれたことに納得する声が続出していた。