バレーボール男子

　バレーボール男子日本代表は、既にパリ五輪代表内定の12選手を発表。前哨戦のネーションズリーグ（NL）では銀メダルを獲得し、パリでも躍進が期待される。代表内定選手発表ミーティングの舞台裏が公開され、1日足らずで20万再生を突破する程の注目を集めた。落選した選手を想う海外ファンからも「胸が張り裂けそう……」などと注目されていた。

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　張り詰めた空気の一室。ネーションズリーグ期間中、日本の選手たちを集めたブラン監督は、「オリンピックの年にやらなければならない、一番やりたくないミーティングだ」と重い口を開いた。「ここにいる全員をオリンピックの舞台に立たせてあげたい。でもそれはできないんだ」。着席した選手たちも神妙な面持ちだった。

　呼び上げられていく五輪内定者の名前。最後は、山本智大だった。以前からリベロは1人しか選べないことは明言しており、切磋琢磨してきた小川智大は落選となった。日本バレーボール協会（JVA）公式YouTubeチャンネル「Channel JVA」が舞台裏に密着した実際の動画を公開。日本のファンからは「だめだ最後のところ耐えきれない」などとコメントが寄せられた。

　世界各地で人気の日本代表だけあり、海外のファンの間でも話題に。「この緊張感……」「ヤマモトの顔を見てると、今この瞬間もオガワのことばかり考えてるって分かって、胸が張り裂けそう……」「私だったら、震えて泣き叫ぶ」「オガワがとても可哀そう」と落選した小川に対する反響も集まった。