「7億ドルでは足りない」 大谷翔平が前人未到の「50-30」ペース、伝説カンセコらでも未達成
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5打数1安打で、チームは2-9で敗れた。3回には二盗、三盗に連続成功。これでシーズン20盗塁に乗せた。米メディアは史上初の偉業に達するペースであると期待している。
大谷に史上初の偉業の可能性
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。5打数1安打で、チームは2-9で敗れた。3回には二盗、三盗に連続成功。これでシーズン20盗塁に乗せた。米メディアは史上初の偉業に達するペースであると期待している。
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大谷は3回に中前打で出塁。続くスミスの打席で二盗に成功……かと思われた。しかし、打者スミスが足元の投球にバランスを崩し、捕手の前に出たことで守備妨害を取られてしまった。スミスはアウトに。納得いかないロバーツ監督も抗議に出たが認められず、大谷は一塁へ戻された。
ドジャースタジアムはブーイングに包まれたが、大谷は続くフリーマンの打席で“再盗塁”。二塁に進むと、さらに出塁したフリーマンとの重盗にも成功。三塁を陥れ、観客を沸かせていた。大谷はこれでシーズン20盗塁に到達。メジャーでは3度目、昨年に続く2年連続の大台になった。
本塁打数でもナ・リーグ最多の28本をマークしている大谷。ドジャース公式誌「ドジャー・インサイダー」のXでは「ショウヘイ・オオタニがMLB今季最速で20本塁打20盗塁到達―28本塁打と20盗塁」と投稿され、2項目の大台が伝えられた。
さらに米データ分析会社「コディファイ・ベースボール」のXでは「MLB選手が50本塁打と30盗塁を達成するところを想像してみて」「そんなの今まではなかったけど、ショウヘイはすでに28本塁打と20盗塁を記録している」と今後期待される大記録に注目。大谷は現時点で年間49.8本塁打ペース。盗塁も35.6個ペースで、仮に「50本塁打&30盗塁」を達成すれば、日米通じて史上初となる。
米ファンも「ホセ・カンセコも達成していないのか?」「彼(大谷)には可能性がないことはない」「7億ドルでは足りなかったかも」「盗塁だけでもMVPだ」「もしオオタニがこれを達成したら試合を止めてのスタンディングオベーションで愛と興奮を示してほしい。以前アクーニャとジャッジが受けたように」などと反応していた。
(THE ANSWER編集部)