SNSでの誹謗中傷にドジャース指揮官「パワー与えないように」 悩ます“荒らし”対策
米大リーグ・ドジャースは4日(日本時間5日)、本拠地でダイヤモンドバックスと対戦する。デーブ・ロバーツ監督は米メディアにSNS時代の監督業の大変さについて「“荒らし”にパワーを与えないようにしている」と告白した。
デーブ・ロバーツ監督語るSNS時代の監督業
米大リーグ・ドジャースは4日(日本時間5日)、本拠地でダイヤモンドバックスと対戦する。デーブ・ロバーツ監督は米メディアにSNS時代の監督業の大変さについて「“荒らし”にパワーを与えないようにしている」と告白した。
米ポッドキャスト番組「ドジャース・テリトリー」にリモート出演したロバーツ監督。SNS時代の監督業について話題が及ぶと、「私の仕事は、選手たちが素晴らしい若者としてメジャーリーグの選手であることに感謝し、付随する責任を受け入れることを手助けし、試合に勝ってもらうことだ」と説明したうえで、このように語った。
「だから、全ての情報を持っていない人々が、打球速度とかだけに注目し、試合に勝つための細かい重要なことには目もくれないことは、私の仕事をより難しくするだけだ。でも、それも仕事の一部なんだ。ブルース・ボウチーと話したとき、殿堂入り確実の彼は、ソーシャルメディア上での監視のせいで、今以上に監督を務めるのが難しかったことはないと言っていたよ」
ワールドシリーズ4度制覇の名将ボウチー監督も頭を悩ませる現代の環境。ロバーツ監督は「私は、“トロール”に彼らが既に持っていると思っている以上のパワーを与えないようにしている」と嫌がらせや誹謗中傷を浴びせてくる“荒らし”にはウンザリの様子。「でも、実際に存在しているものだから対処しないとね」と語っていた。
(THE ANSWER編集部)