早朝からバレーファンを泣かせた日本代表戦士の言葉が話題「思いが詰まってて感動」「号泣した」【ネーションズリーグ】
バレーボールのネーションズリーグ(NL)は29日(日本時間30日)、ポーランド・ウッジで準決勝が行われ、世界ランク2位の日本代表が同3位のスロベニアをセットカウント3-0(25-21、27-25、31-29)で完勝。史上初の決勝進出を決め、銅メダルを獲得した昨年から2年連続のメダルを確定させた。試合後のインタビューでリベロ山本智大が語った言葉が、早朝からファンの涙を誘った。
ネーションズリーグ
バレーボールのネーションズリーグ(NL)は29日(日本時間30日)、ポーランド・ウッジで準決勝が行われ、世界ランク2位の日本代表が同3位のスロベニアをセットカウント3-0(25-21、27-25、31-29)で完勝。史上初の決勝進出を決め、銅メダルを獲得した昨年から2年連続のメダルを確定させた。試合後のインタビューでリベロ山本智大が語った言葉が、早朝からファンの涙を誘った。
スロベニアは1次リーグで11勝1敗と好調で1位通過。その1敗をつけたのが、日本だった。再戦で見事に返り討ちにして決勝進出。主要国際大会では金メダルを獲得したミュンヘン五輪以来52年ぶりの快挙に。パリ五輪の前哨戦で歴史的1勝となった。
この試合、守備でチームを支えた山本は、試合後のインタビューでパリ五輪の代表から漏れた同じリベロの小川智大に対して熱い言葉を発した。
五輪の代表メンバーは、他の国際大会の14人より少ない12人。リベロは1人しか選べないことをブラン監督は発表前から明かしていた。山本も小川も世界に誇れるレベルを持ち、互いに認め合う間柄。結果的に山本が選ばれることになった。
山本は試合後「オリンピックメンバーが発表された時、僕の頭に浮かんだのは小川の顔。この何年間、切磋琢磨して、高いレベルで高め合ってきた戦友。僕自身も東京の借りを返したい気持ちももちろんあるけれど、プラスで小川の分も頑張って、メダルを取って小川の首にもかけてあげたい」と語った。
これにX上で早朝から試合を視聴していたファンも涙。「山本君のコメントに泣いた」「本当に良い関係なんだなぁ」「リベロズ尊い」「号泣した」「山本選手の小川選手への想い泣いた」「思いがあのインタビューに詰まってて感動」「山本の口から直接小川への思いを聞いたら泣くに決まってるだろ」などと投稿されていた。30日(日本時間7月1日)の決勝では同5位のフランスと対戦する。
(THE ANSWER編集部)