海外バレー界に日本アニメの波 タトゥーにも日本語、親日ブラジル選手は紹介で「影分身の術」
23日まで行われたバレーボールのネーションズリーグ(NL)男子のフィリピン大会で予選リーグ12試合が終了し、8チームによるファイナルラウンドが現地時間27日からポーランドで始まる。フィリピン大会では熱狂的なファンや、それを盛り上げるさまざまな演出が話題に。日本語のタトゥーを入れていることでも知られるブラジル選手の行動を、フィリピンバレーボール協会が日本のアニメをもじって紹介している。
ネーションズリーグ男子
23日まで行われたバレーボールのネーションズリーグ(NL)男子のフィリピン大会で予選リーグ12試合が終了し、8チームによるファイナルラウンドが現地時間27日からポーランドで始まる。フィリピン大会では熱狂的なファンや、それを盛り上げるさまざまな演出が話題に。日本語のタトゥーを入れていることでも知られるブラジル選手の行動を、フィリピンバレーボール協会が日本のアニメをもじって紹介している。
同じ顔が並んだ。フィリピン大会で設置されていた自身のパネルと対面したのはブラジル代表のオポジット、ダルラン・ソウザ。腕組みでポーズをとるパネルと同じタイプのユニホーム姿で“2ショット”写真に納まった。右腕に刻まれている日本語の「思い出なんかいらん」というタトゥーを、パネルと同じように見せつけた。
これに反応したのが、今大会で多くの話題を提供してきたフィリピンバレーボール協会。公式X(旧ツイッター)に写真を公開するとともに「Kage Bunshin no Jutsu! (影分身の術!)」「2024VNLのファンゾーンで自身のシャドークローンにサインするダルラン・ソウザ」とつづった。
ソウザのタトゥーの文字は、人気バレー漫画/アニメ「ハイキュー」に登場する、稲荷崎高校の横断幕に記されていた言葉としてファンの間で有名。日本の“アニメつながり”ということで、同協会は人気アニメ「NARUTO」シリーズで登場する忍術をもじって、今回のパネルとの対面を紹介した。日本アニメの話題はスポーツ界でも万国共通のようだ。
(THE ANSWER編集部)