女子バスケ日本代表、パリ五輪出場内定選手12人を発表 高田真希、町田瑠唯らが3大会連続出場へ
日本バスケットボール協会(JBA)は25日、パリ五輪の5人制バスケ女子日本代表の内定選手12人を発表した。高田真希、町田瑠唯、宮澤夕貴が3大会連続出場。銀メダルだった東京五輪超えの金メダルを目指す。
日本バスケットボール協会が発表
日本バスケットボール協会(JBA)は25日、パリ五輪の5人制バスケ女子日本代表の内定選手12人を発表した。高田真希、町田瑠唯、宮澤夕貴が3大会連続出場。銀メダルだった東京五輪超えの金メダルを目指す。
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世界ランク9位の日本代表は20、21日に北海道・北海きたえーるで同3位のオーストラリア代表と国際強化試合を行い、2連勝を飾った。選手選考の場でもあった2連戦では16人の選手が出場。アピールを繰り広げたが、この中から川井麻衣、内尾聡菜、野口さくら、平下愛佳の4人が外れた。
高田真希、町田瑠唯、宮澤夕貴が3大会連続出場。3人制バスケで代表経験がある馬瓜ステファニー、山本麻衣を含め、12人全員がオリンピック経験者となった。前回の東京五輪では史上最高の銀メダルを獲得。パリでは金メダルを目標に掲げる。
パリ五輪の5人制女子バスケ競技は7月27日に開幕。C組に入った日本代表は同29日の1次リーグ初戦で7連覇中の米国と激突する。C組には欧州の強豪ベルギー、ドイツが同居。グループフェーズは同組内で総当たり戦を行い、各グループの1、2位と、3位のうち上位2チームが準々決勝に進出する。恩塚亨監督と林咲希主将もコメントを発表した。
■恩塚亨監督
「日本の強みを最大化するために、あらゆる状況を想定して、12名を選考させて頂きました。候補者全員を選考できなくて残念な気持ちが先に立ちます。なぜならば、23名の候補全員が全てをかけて挑戦し、チームのために献身的に戦ってくれました。尊敬に値する努力でした。その努力と貢献に報いるためにも、メンバーの思いを背負って勝利を日本に届けたいと身が引き締まる思いです。
選考された12名も同じ気持ちだと思います。残された約1か月、チーム一丸となって連携をより深め、突き詰めて課題を克服し、最高に成長してオリンピックに臨みます。金メダルを獲得するために全てをかけて戦います」
■林咲希
「パリ2024オリンピックで世界一になることを目指し、ここまでたくさんのメンバーといろんな経験をしてきました。東京2020オリンピックでの銀メダル獲得後、ファンの皆様からの期待やバスケットボールのスタンダードが高まり、今日に至る期間は決して楽なものではなかったです。しかし、世界一になった自分たちをイメージし、またそこに近づけるようスタッフ含め最高の雰囲気を作り上げて練習してきました。
ここからあと1か月ほどで始まりますが『走り勝つシューター軍団』のコンセプト通り、どんな相手にも足を止めることなく日本らしいバスケットで世界と戦えるよう、残りの期間もトレーニングを積んでいきます。予選からアメリカ、ドイツ、ベルギーと強豪揃いですが、今まで関わったメンバーみんなの想いを胸にコートに立ち、しっかりと登り詰めて、またファンの皆様の熱い応援も力に変えて、世界一になって日本に帰ってきます」
以下、発表された内定12人
吉田亜沙美(PG=JBA)
高田真希(C=デンソー)
町田瑠唯(PG=富士通)
宮澤夕貴(PF=富士通)
本橋菜子(SG=東京羽田)
林咲希(SF=富士通)
馬瓜エブリン(PF=デンソー)
宮崎早織(PG=ENEOS)
赤穂ひまわり(PF=デンソー)
馬瓜ステファニー(PF=サラゴサ)
山本麻衣(SG=トヨタ自動車)
東藤なな子(SF=トヨタ紡織)
(THE ANSWER編集部)