雨馬場でも“飛んだ”ディープインパクトに競馬ファン心酔 「今見ても異次元」な18年前の衝撃レース
競馬のG1宝塚記念(芝2200メートル)が23日に京都競馬場で行われる。13頭出走を予定する今年は、例年行われている阪神競馬場がリフレッシュ工事中のため、18年ぶりに京都競馬場での開催。その18年前のレースにファンは脚光を浴びせている。“英雄”ディープインパクトが見せた異次元の脚。淀で三たび見せた衝撃のパフォーマンスに、今もなお「雨なのに飛んでくる」「コーナーの加速が気持ち良すぎる」といった声が上がっている。
23日に京都競馬場で開催されるG1宝塚記念
競馬のG1宝塚記念(芝2200メートル)が23日に京都競馬場で行われる。13頭出走を予定する今年は、例年行われている阪神競馬場がリフレッシュ工事中のため、18年ぶりに京都競馬場での開催。その18年前のレースにファンは脚光を浴びせている。“英雄”ディープインパクトが見せた異次元の脚。淀で三たび見せた衝撃のパフォーマンスに、今もなお「雨なのに飛んでくる」「コーナーの加速が気持ち良すぎる」といった声が上がっている。
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まさに飛ぶような走りだった。2006年6月25日、京都競馬場で行われた第47回宝塚記念の注目は前年に無敗の3冠馬となったディープインパクト。前走のG1天皇賞・春を快勝してきたこともあり、ファンは単勝1.1倍という圧倒的な1番人気に推した。雨が降りしきる中、稍重の馬場で好発を切りながら後方に下げてレースを運んだ鞍上の武豊騎手。バックストレッチでは後方2番手でレースを進め、淀の名物・3コーナーの坂の頂上から外を回って進出を開始すると、4コーナー手前から一気に加速した。
最後の直線に入ったところでは早くも外の3番手。逃げ込みを図るインのバランスオブゲームを楽々と交わして先頭に立ったディープインパクトは、雨を切り裂くような圧倒的な末脚を繰り出し、後続をあっという間に突き放した。最後はインから2番手に浮上してきたナリタセンチュリーに4馬身差の圧勝劇。三冠を達成した菊花賞、4角先頭という破天荒な勝ち方を見せた天皇賞・春に続き、三たび見せた京都競馬場での衝撃走に、傘の花が開くスタンドのファンのどよめきはしばらく収まらなかった。
今年の宝塚記念が京都開催ということで、映像で18年前を回顧するネット上のファンからは「今見てもディープの走りっぷりは異次元だよな」「最終コーナーの速さがえぐい」「雨なのに飛んでくる 楽勝過ぎ」「ディープだけまるで良馬場みたいに走ってて相変わらず凄い」「残り600からのディープの動きがゲームすぎて何度見ても笑ってしまう」「有馬もだけどコーナーの加速が気持ち良すぎるんだ」といった声が上がっている。
そして今年の宝塚記念で1番人気が予想されるドウデュースの鞍上は武豊。18年前と同じ13頭立てで、レース当日は雨予報ということで「なんか導かれたかのように淀開催雨の宝塚になりそうなんですけどw」「これは運命なのか?」など、不思議な縁を感じる声も見られる。
(THE ANSWER編集部)