EURO2024ドイツ大会で史上最年少出場を記録

　海外サッカーの欧州選手権「UEFA EURO 2024」で大注目の超新星、スペイン代表FWラミン・ヤマル（バルセロナ）が快挙達成の傍らで、16歳らしい一面を披露して話題になっている。海外メディアはヤマルが宿舎内で“宿題”に取り組む様子を公開。海外ファンから「賢い子だ」「16歳でA代表だもんな」と仰天するようなコメントが寄せられている。

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　ピッチとはまた違った真剣な表情だ。現在開催中のEUROにスペイン代表の一員として参加しているヤマル。宿舎の自室と見られる場所で机に向かい、タブレット端末を操作している。画面に写し出されているのは“学校の宿題”だった。もうすぐ17歳。学業をおろそかにはしないようだ。

　米スポーツ専門局「ESPN」のサッカー専門X（旧ツイッター）は「ラミン・ヤマルはユーロの最中ホテルの部屋で宿題をしている。ピッチの内外でハードワーク」とつづって、写真を公開。海外ファンからは「教育が優先だよね」「英語を学んでいるのかな？」「夏休みなし？」「賢い子だ」「学生アスリートだ！」「16歳でA代表だもんな」といった反響が寄せられている。

　バルセロナに所属するヤマル。EUROのスペイン代表にも抜擢されると現地15日に行われたグループリーグ（GL）B組初戦のクロアチア戦に出場。16歳338日での出場は、ポーランドのカツペル・コズラウスキが前回大会で記録していた17歳246日を上回るEURO史上最年少記録となった。

　英公共放送「BBC」も「スペインのFWラミン・ヤマルはクロアチア戦に先発し、欧州選手権男子で初めてプレーした16歳選手となった」と題した記事を公開。「バルセロナの10代選手は16歳338日にもかかわらず、スペイン代表8キャップ目をマークした」「彼は、欧州選手権での最年少出場記録を約9か月更新した」などと紹介している。GL2戦目でスペインはイタリアと対戦する。ヤマルに再びチャンスは訪れるか。