敵地ロッキーズ戦

　敵地でロッキーズとの4連戦に臨んでいる米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手がまたも強烈なインパクトを残した。2戦目となった18日（日本時間19日）の試合に「1番・DH」で出場。6回の第3打席で打球速度113マイル（約181.8キロ）、飛距離476フィート（約145メートル）の超特大20号ソロを放った。今季メジャー最長弾を浴びた投手のリアクションも話題に。思わず見せた表情には「笑ろとるで」「くそかわいかった」とネット上でも注目されている。

　打たれた相手も、呆気にとられて笑うしかない。2-7と5点を追う6回の第3打席。大谷は相手先発ゴンバーの3球目を完璧にとらえた。高々と打ち上がったボールは、クアーズフィールドのバックスクリーンに生い茂る木の中へ飛び込んだ。

　MLB公式のロッキーズ側中継で解説を務めたコーリー・サリバン氏が「あの木まで飛ばした選手は今まで見たことがないんじゃないかなぁ」と笑いながら驚く一撃。ゴンバーも試合後のインタビューで「彼はこの惑星最高の選手。スライダーが甘く入ってしまった。そういうミスは見逃してくれないよね」と脱帽した。

　このシーンで話題になったのはゴンバーの被弾直後のリアクション。前出のサリバン氏は「ゴンバーのリアクションを見てくださいよ。投げた直後に、もう球審に球を要求していましたね」と即座に諦めていた様子を指摘。ネット上の日本人ファンは、ゴンバーの表情に注目した。

「相手ピッチャー笑っちゃってたね」
「大谷さんからホームラン打たれたピッチャーわろてたお」
「打たれたピッチャーの表情がいいよね」
「ピッチャーなんか嬉しそうな表情」
「あまりに飛ばすので、打たれたピッチャーが笑ろとるで」
「大谷さんに打たれたピッチャーの顔見るの好き」
「ゴンバーさん良いリアクション」
「145m弾に打たれたゴンバーも苦笑いなのねん」
「ゴンバーの笑顔がくそかわいかった件」

　打たれた直後、ゴンバーは打球を目で追うのをすぐにやめて球審からボールを受け取ると、再びバックスクリーン方向に目をやってニヤリ。笑顔で白い歯も見えた。打たれても笑ってしまうほど、与えたインパクトは大きかった。