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極秘裏に進んだ大谷契約に社内も衝撃 増え続ける日本企業は10社に…1014億円すら「安い買い物に」

米大リーグのドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間31日)は試合がなく、5月の全日程を終えた。すでに14本塁打を放っているプレーはもちろん、今月はグラウンド内外で話題を振りまいた。入団当時は10年総額7億ドル(約1014億円=当時)の史上最高額契約が注目されたが、日を追うごとに球団と日本企業との提携が進み、ファンを驚かせている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平の5月の話題を振り返る

 米大リーグのドジャース・大谷翔平投手は30日(日本時間31日)は試合がなく、5月の全日程を終えた。すでに14本塁打を放っているプレーはもちろん、今月はグラウンド内外で話題を振りまいた。入団当時は10年総額7億ドル(約1014億円=当時)の史上最高額契約が注目されたが、日を追うごとに球団と日本企業との提携が進み、ファンを驚かせている。

 ドジャースは4月以降、ANA(全日本空輸)、タイヤメーカーのTOYO TIRE、100円ショップ大手のダイソーとスポンサー契約を結んでいたが、5月に入ってからも数は増える一方。木下グループ、THK、ヤクルト、築地銀だこ、と契約する日本企業は10社に届いた。

 当初は7億ドルの契約額に見合う成果があるのか半信半疑のファンも少なくなったが、毎週のように発表されるドジャースと日本企業の提携にX(旧ツイッター)上では「1000億円出しても十二分に黒字だわ」「スポンサー費用だけで1000億は売上ありそう」「大谷さんが球団にとって安い買い物になってる」「名のある大企業ばかり」「ドジャースはいい買い物したなぁ」「銀だこは海外ウケしそうよな」「試合の結果だけでなく収入面でも大きな効果がある」との声が上がり始めている。

 さらに、飲料大手メーカーの伊藤園は主力ブランド「お~いお茶」において大谷とグローバルアンバサダー契約を締結。4月30日に新聞各紙で展開された全面広告は話題をさらった。同社広報がTHE ANSWER編集部に明かした話しによると、社内でも一部の人しか知らない極秘裏に進められていたという契約。「もちろんなんですけど、商品が売れましたね」と明かし、発表当日は社内でも衝撃が広がったのだという。

 伊藤園は22日、製品の誕生35周年を記念した「瓶 お~いお茶」の予約販売を告知。1本3240円(税込)で容量は375mlだった。通常の商品は600mlのペットボトル入りで定価160円(税別)。およそ20倍の値段にもかかわらず、告知から2日で予約受付は終了となる人気ぶりだった。

 ドジャースが拠点を置くロサンゼルスのナイターは日本時間の昼前後に当たり、リアルタイムで視聴する日本人ファンも多く、ドジャースタジアムの広告看板も大谷の活躍とともに目に入る。シーズンは中盤戦の6月に突入するが、ここからさらに契約する企業は増えるかもしれない。

(THE ANSWER編集部)


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