角田裕毅が海外F1ファンを震わせた英語 映画みたいで「カッコ良すぎ」「ユウキングだ」と話題
自動車レース・F1で唯一の日本人ドライバー・角田裕毅(RB)が放った言葉の反響が広がっている。26日までの今季第8戦モナコGPで8位入賞。終盤にチーム無線に応えて一気にペースアップした。モナコでの初ポイント獲得に繋げた姿は日本人ファンを「アニメみたい」と感激させていたが、海外ファンの間でも「カッコ良すぎ」「ユウキングだ」と話題を集めている。
F1モナコGPのワンシーン
自動車レース・F1で唯一の日本人ドライバー・角田裕毅(RB)が放った言葉の反響が広がっている。26日までの今季第8戦モナコGPで8位入賞。終盤にチーム無線に応えて一気にペースアップした。モナコでの初ポイント獲得に繋げた姿は日本人ファンを「アニメみたい」と感激させていたが、海外ファンの間でも「カッコ良すぎ」「ユウキングだ」と話題を集めている。
まるで映画やアニメのような瞬間だった。78周で行われたレースの66周目。8番手の角田のすぐ後ろにはアレックス・アルボン(ウィリアムズ)が迫っていた。プレッシャーをかけられた状況。そんな中、ローズヘアピンあたりで「我々は戦略的に余裕がある。だからもっとプッシュしていいぞ」とチーム無線が入った。角田は一言で反応した。
「それが聞きたかったんだ」
一気に加速し、アルボンを置き去りに。タイヤ戦略で消耗を防ぐために我慢のレースを強いられていたが、「プッシュ」の声とともに伝統のモンテカルロ市街地コースで自身の“ギア”も一段上げた。
中継していたスポーツ・チャンネル「DAZN」でも見られたシーン。日本人ファンからは「アニメみたい」と注目が集まっていたが、反響はさらに拡大。X上の海外ファンからも「ユウキがプッシュしていいと言われて『それが聞きたかった』って言ってたのカッコ良すぎ」「ユウキングだ」「エンジニアから言われた瞬間、後続突き放したね」と興奮気味の声が上がり、心を震わせている。
角田は開幕8戦で19ポイントを獲得し、早くも昨季全戦の合計17ポイントを上回る活躍。コンストラクターズ(製造者)部門で24ポイントを挙げ、全体でも6位と健闘するRBを支えている。
(THE ANSWER編集部)