大谷翔平は打者に専念すべき? あまりの打棒に米ESPNが徹底分析「中堅手のオオタニを想像して」
大谷が中堅手になったらWARは12超えも
もちろん昨季は怪我の影響で9月初旬までしかプレーしていないため単純比較はできないが、打者だけで、二刀流で記録したキャリアハイを上回る可能性があるという。さらに、DHはポジション補正により数字がマイナスされることを指摘。「中堅手のオオタニを想像してみよう」と、センターを1年間守ったと仮定すれば、守備指標が平均的だったとしてもbWARは11.6まで跳ね上がるとした。
加えて、「もしオオタニが投手としての準備に常に費やしている労力を全て、最高の守備力を持つ外野手になるために使ったとしたら、彼がただの平均的に留まると本当に思う人がいるだろうか?」と野手に専念すれば、守備でもプラスの指標を叩き出すに違いないと主張。ゴールドグラブを受賞する可能性まであるとし、控えめに見てもbWARは12.1以上になるだろうと予測した。
投手として復帰し、ピーク時と変わらぬ投球ができるようになったとしても、ドジャースはジレンマに陥ると記事は言及。打撃だけで二刀流で記録したキャリアハイの貢献度を超える勢いなのに「それに干渉したがるだろうか?」と疑問を呈している。一方、「オオタニの現在の急上昇はどの程度、投球のことを心配しないで済むことの副産物なのか?」と単純計算ではいかない点も指摘している。
(THE ANSWER編集部)