英専門メディアがファイナル出場のポイントレースに注目

　男子テニス世界ランク11位の錦織圭（日清食品）は31日、パリ・マスターズの2回戦で同46位のアドリアン・マナリノ（イタリア）と対戦する。年間ポイント上位8人が参戦するATPファイナル（11月11日開幕・ロンドン）出場を目指すが、現在同ポイント9位と当落線上。今大会での上位進出で出場権をつかみたい初戦は海外メディアからも注目を集めている。

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　錦織の初戦に注目しているのは、英専門メディア「ライブテニス」だった。「ニシコリはロンドン行きをかけてマナリノとパリで対する」と題してプレビューを展開している。

「ニシコリはロンドンのWTAファイナルをかけたレースで9位につけている。ドミニク・ティエムとは325ポイント差で8位の座を争う。トップ8に残るためにパリ・マスターズでは準決勝まで進みたい。しかし、マルティン・デルポトロの参加が不透明なことから9位でもロンドンに行けるかもしれない」

　すでに6人が出場権を獲得している最終戦。記事ではまず現在のATPファイナル出場権レースの状況を解説。欠場が決定的であることが母国で伝えられたデルポトロだが、公式には発表されておらず、出場権が得られるラインは明確にはなっていないままだ。