優勝後、母国のボールキッズとの粋な触れ合いに絶賛の嵐「彼は子供のお手本だ」

　男子テニスのスイス・インドアは28日、シングルス決勝で世界ランク3位ロジャー・フェデラー（スイス）が同93位のマリウス・コピル（ルーマニア）を7-6、6-4で下し、キャリア通算99度目の優勝を飾った。母国でメモリアルに王手をかけた王者は試合後、インスタグラムを更新。かつて自身も経験したボールキッズと集合写真を撮り、ピザパーティーを楽しんだ様子を画像付きで公開すると、海外ファンから「彼の優しさが歴代最高選手と呼ばれる理由の一つ」「コート内外で一流」と絶賛の嵐となっている。

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　未来のトップ選手の前で最高の姿を示した。フェデラーはキャリア通算99度目の優勝を達成。試合後、インスタグラムを更新し、3枚の画像を掲載した。

　99個目となった輝く優勝トロフィーを持ち、満面の笑みを浮かべるフェデラー。その周りには約50人のボールキッズたち。男の子も女の子もみな、フェデラー以上に嬉しそうだ。さらに別の集合写真とともに掲載した3枚目は少年たちとリラックスした様子でソファーに一緒に座り、一緒にピザを食べている。選手とボールキッズの垣根を越えた何とも微笑ましいシーンだ。

　投稿では「一度ボールボーイだったなら、いつまでもボールボーイ　#ピザパーティ」とつづり、画像を公開。フェデラー自身、小さい頃はボールボーイとしてトップ選手を目の当たりにしてきた。だからこそ、今も当時の気持ちを忘れず“後輩”を思いやり、振る舞えるのだろう。画像を目の当たりにした海外ファンも、心優しき王者の姿に祝福と感激の声を上げている。