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今永昇太がMLBで打たれない「たった1つのトリック」 米メディアが驚愕した「8.1」の魔法とは

米大リーグ、カブスの今永昇太投手は13日(日本時間14日)、敵地アトランタで行われたブレーブス戦に登板し、5回7安打無失点で降板した。防御率は大リーグで唯一の0点台となる0.96となっている。すでに8試合の登板を経て、なぜこれほど打たれないままでいられるのか。米国のメディアは「たった1つのトリック」に注目している。

カブスの今永昇太【写真:ロイター】
カブスの今永昇太【写真:ロイター】

大リーグ唯一の防御率0点台…なぜそこまで打たれない?

 米大リーグ、カブスの今永昇太投手は13日(日本時間14日)、敵地アトランタで行われたブレーブス戦に登板し、5回7安打無失点で降板した。防御率は大リーグで唯一の0点台となる0.96となっている。すでに8試合の登板を経て、なぜこれほど打たれないままでいられるのか。米国のメディアは「たった1つのトリック」に注目している。

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 米スポーツ専門メディア「クラッチポインツ」は「ショウタ・イマナガの速球と2024年の最も打つことができない5つの球」と題して、今永の直球フォーシームが現在の大リーグで最も価値のある球種とされ「今季ここまで、カブスの失点を11点防いでいる」と伝えた。

 さらに「ショウタ・イマナガが日本から来て、すぐにMLBの防御率トップになったのには理由がある」として、今永の直球だけが持つ秘密を暴いている。

 このボールについて「最高なところは、スピードガンでは全く目立つことがないところだ」と逆説的にたたえた。実際に、平均球速92マイル(約148キロ)は、現在の大リーグで見れば下位20%に位置する。

 問題はここからで「MLBの速球の平均と比べて縦方向の落下は3.2インチ(約8.1センチ)少ない。それにより、打者の視界の上までグイッと浮き上がってくるように見える」というのだ。今永の投球に占めるフォーシームの割合は57.9%と高く、それにより「素晴らしい効果を出している」のだという。

 今永のフォーシームの被打率は現在.140と異次元の数値だ。記事は「これが8分上がったとしても素晴らしい球だ。1つのシンプルなトリックにより、イマナガは今季ここまであらゆる予想を打ち負かしている」として、当面はこの状況が続くのではないかと予測している。

(THE ANSWER編集部)





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