松山英樹、日本人初の世界3位浮上 今季もう賞金5億円超え、躍進の足跡は?
男子ゴルフの最新世界ランキングが発表され、松山英樹(レクサス)が1つ上げ、3位に浮上。日本人の史上最高を更新した。
日本人初トップ3の歴史的快挙、13位から上昇一途、数字で振り返る今季成績
男子ゴルフの最新世界ランキングが発表され、松山英樹(レクサス)が1つ上げ、3位に浮上。日本人の史上最高を更新した。
日本の25歳が、ゴルフ界に歴史的快挙を打ち立てた。1987年に中嶋常幸が記録した日本人最高の4位に並んでいた松山はこの日発表された世界ランクで3位に浮上。公式サイトには「Hideki Matsuyama World Number 3」と記され、日本人が初めて世界3傑に名を連ねた。
充実一途の16-17年シーズンだった。10月の日本オープンゴルフ選手権を制した松山は米ツアー序盤で2勝&2位2度と圧倒的な強さを発揮。すでに今季の総獲得賞金もすでに5億円を超え、賞金ランクも2位につけている。
ランキングも成績に応じ、上昇を辿った。10月の日本オープンゴルフで優勝した直後は13位だったが、10月の3戦目、SBCチャンピオンズを制すと、自身初のトップ10となる6位に浮上。1月のファーマーズ・インシュランス・オープン(33位)後に5位、3月のメキシコ選手権(25位)後に4位と徐々に順位を上げた。
そして、先週のザ・プレイヤーズ選手権は22位だったが、世界ランク3位だったジェイソン・デイ(オーストラリア)が60位に終わり、入れ替わって歴史的3位を勝ち取った。今季の戦いぶりと順位の変遷を見ると、25歳となった松山がいかに世界で堂々と渡り合っていたかが見て取れる。
果たして、松山はどこまでランキングを上昇させることができるか。そして、日本人初のメジャー大会制覇はなるのか。今後も注目は尽きない。
松山の今季の全成績と順位の変遷は以下の通り(文頭のカッコは大会後の世界ランキング)。