VTR確認必至!? ド軍左翼手の“奇跡の股抜き送球”に米凝視「何が起こったんだ」
米大リーグのワールドシリーズ(WS)第2戦、レッドソックス―ドジャース戦で、“奇跡の走者股抜き送球”が炸裂した。左翼手からの送球がベースに滑り込んだ走者の股を抜き、それをサードが完璧に捕球してアウトに。まさかのミラクルプレーの瞬間をMLBが動画付きで公開すると、米ファンは「ボールが当たらないのは神だ」「何が起こったんだ」「他にアウトにする方法がない」と騒然となっている。
送球が滑り込んだ走者の股を抜き、三塁アウトにするミラクルプレー発生
米大リーグのワールドシリーズ(WS)第2戦、レッドソックス―ドジャース戦で、“奇跡の走者股抜き送球”が炸裂した。左翼手からの送球がベースに滑り込んだ走者の股を抜き、それをサードが完璧に捕球してアウトに。まさかのミラクルプレーの瞬間をMLBが動画付きで公開すると、米ファンは「ボールが当たらないのは神だ」「何が起こったんだ」「他にアウトにする方法がない」と騒然となっている。
いったい、何が起きたのか……。全米のファンの目が点になった。2回のドジャースの守備。1点を先制され、なお2死一塁の場面だった。先発・柳賢振がブラッドリーに左前打を浴びると、一塁走者キンズラーは果敢に三塁を狙った。左翼手のテイラーも刺しに行く。素早く拾い上げ、豪快にサードのカバーに入った遊撃手マチャドをめがけて送球。しかし、白球がサードに到達する直前だ。
ワンバウンドした白球は、送球の軌道と走者の走路が完全に重なった。当たる――。そう思った次の瞬間だった。なんとキンズラーの体をすり抜けるようにして、マチャドのミットへ。すかさずタッチ。間一髪のタイミングでアウトになった。騒然としたスタジアム。実況も「オーマイガー」と感嘆の声を上げ、驚くばかりだった。
MLB公式インスタグラムは「美しいゲーム」とつづって動画付きで公開。すると、そこに驚きのシーンが映し出されていた。ワンバウンドした送球は滑り込もうとする右の前足と左の後ろ足の股下を綺麗に抜け、マチャドのミットに届いていたのだ。信じられないようなシーンを目撃した米ファンも唖然とした声を続々と上げた。