米国の大谷翔平2世がリアル二刀流で衝撃満塁弾 米実況「ほぼ片手で…ヒョイッとしただけ」
2024年米大リーグのドラフト1巡目候補で“米国の大谷翔平”と呼ばれる選手がまた本塁打を放った。27日(日本時間28日)のアーカンソー大とのダブルヘッダー第2戦でフロリダ大の21歳ジャック・カグリオーン内野手兼投手が中越え26号満塁弾。投げては先発で4回3失点だった。同大公式が本塁打動画を公開すると、米実況は「ほぼ片手でした」「ヒョイッとしただけ」と衝撃を受けている。
ドラフト1巡目候補カグリオーンがまた本塁打
2024年米大リーグのドラフト1巡目候補で“米国の大谷翔平”と呼ばれる選手がまた本塁打を放った。27日(日本時間28日)のアーカンソー大とのダブルヘッダー第2戦でフロリダ大の21歳ジャック・カグリオーン内野手兼投手が中越え26号満塁弾。投げては先発で4回3失点だった。同大公式が本塁打動画を公開すると、米実況は「ほぼ片手でした」「ヒョイッとしただけ」と衝撃を受けている。
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軽々とすくいあげてみせた。「2番・投手兼DH」で出場したカグリオーンは、3-1の4回2死満塁で低めのボールに手を出した。やや泳がされながらも打球は中堅フェンスを越える満塁弾。金属バットではあるが、これで9試合連続を含む14戦12発と量産している。
動画を公開したフロリダ大野球部公式Xは、「カグリオーンがサンドウェッジで」と紹介した。米実況は「なんて力みのないスイングだ。ほぼ片手でした」と衝撃。「これが大男のパワーだ」「ヒョイッとしただけで106マイル(約170.6キロ)。ピシャリと叩いただけで405フィート(約123.4メートル)です」「彼はただただ別格です」と伝えている。
この日は4打数1安打4打点。投げては4回6安打3失点、4奪三振で9-5の勝利に貢献した。今季は打者として43試合で打率.404、26本塁打、53打点の大活躍。さらに投手としても10試合で48回1/3を投げ、5勝0敗、防御率4.10、58奪三振をマークしている。
左投左打で、剛腕と強打を持ち合わせた逸材。身長約195.6センチ、体重約113.4キロの恵まれた体格を誇り、投げては100マイル(約160.9キロ)に達する速球と、90マイル台後半(約152.9キロ~)のカットボールなどを操る。打者としても長打力が売りで、昨季は33本塁打を放ち、バットの反発係数が2011年に定められて以降の全米体育協会(NCAA)シーズン本塁打記録を更新した。
二刀流の先駆者といえばドジャースの大谷だが、カグリオーンの愛称は大谷をもじった「ジャックタニ」。米スポーツ専門局「ESPN」によると、カグリオーンは大谷を「まさに僕のなりたい姿」と表現していた。
(THE ANSWER編集部)