山本由伸、一瞬戸惑った米記者の質問「カオ、ダイジョーブ?」 聞き返して笑顔「ビックリする間も…」
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地ナショナルズ戦で今季6度目の先発登板。6回4安打無失点、7奪三振1四球の好投でメジャー2勝目をマークした。5回には強烈なピッチャー返しを受ける危機一髪のシーンもあったが、超反応で好捕。試合後の会見では、米記者に日本語で心配される場面があった。
ナショナルズ戦で快投
米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は25日(日本時間26日)、敵地ナショナルズ戦で今季6度目の先発登板。6回4安打無失点、7奪三振1四球の好投でメジャー2勝目をマークした。5回には強烈なピッチャー返しを受ける危機一髪のシーンもあったが、超反応で好捕。試合後の会見では、米記者に日本語で心配される場面があった。
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ヒヤリとする瞬間だった。5回、先頭のロサリオが強烈なピッチャー返し。打球速度104.8マイル(約168.7キロ)の打球が山本の顔面付近を襲った。直撃してもおかしくなかったが、体勢を崩しながらも素早い反応で回避。グラブを出してスーパーキャッチしてみせた。場内は「Ohhhhh……」と心配と驚きが入り混じり、騒然とした雰囲気に。ロバーツ監督がマウンドに向かったが、問題なく続投。敵地ファンも拍手を送った。
試合後、会見に登場した山本。英語での質問が終了すると、米カリフォルニア州地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のビル・プランケット記者から、「カオ、ダイジョーブ?」とつたない日本語で心配された。山本は一瞬、戸惑ったように聞き返すと、再度同じ言葉をかけられ、笑顔を浮かべていた。
山本自身は、この場面について「ビックリしましたけど、ビックリする間もなくボールが来てた。たまたまグラブで反応できるところだったのでよかったです」と苦笑いを浮かべながら振り返った。97球のうち70球がストライクという投球で、6日(同7日)のカブス戦以来となる2勝目を挙げた。
(THE ANSWER編集部)