「暴言騒動」の浦和DF森脇が猛省「発言、子供じみたもの」 クラブ社長も「お詫び」
浦和レッズの元日本代表DF森脇亮太は4日の鹿島アントラーズ戦で相手チームとの小競り合いの際、「口が臭い」と暴言を吐いた。鹿島MF小笠原満男はMFレオ・シルバを標的にした「差別につながりかねない発言」と主張。スポーツの分野でも世界的に社会問題と化している人種差別騒動に発展し、Jリーグの規律委員会は両チームに事情聴取を行い、森脇に2試合出場停止処分を下した。
鹿島戦で「口が臭い発言」、人種差別問題発展で2試合出場停止処分
浦和レッズの元日本代表DF森脇亮太は4日の鹿島アントラーズ戦で相手チームとの小競り合いの際、「口が臭い」と暴言を吐いた。鹿島MF小笠原満男はMFレオ・シルバを標的にした「差別につながりかねない発言」と主張。スポーツの分野でも世界的に社会問題と化している人種差別騒動に発展し、Jリーグの規律委員会は両チームに事情聴取を行い、森脇に2試合出場停止処分を下した。
浦和の公式サイトでは森脇の謝罪のコメントを発表している。
「裁定が出て、不適切な発言があったとして、2試合の出場停止となったと伺いました。実際に自分の発言が、子供じみたもので適切ではなかったと思いますし、深く反省しています。
僕や浦和レッズを応援してくださっているみなさんに、ものすごく悲しい思いをさせてしまったと思いますし、サッカーを好きで他のクラブを応援してくださっている方、また鹿島アントラーズを応援する方にも不快な思いをさせてしまいました。
そして、試合の中で熱くなっていた中で、小笠原選手にも不快な思いをさせてしまいましたし、結果的にレオ・シルバ選手にも同様の思いをさせてしまいました。本当に申し訳なく思っていますし、今後、二度とこうした行動はしないようにしていきます」
一貫して人種差別ではなかったと主張している森脇だが、レッズ、アントラーズ両軍のサポーターのみならず、レオ・シルバと小笠原にも謝罪の言葉を述べている。