スポーツ賭博でNBA選手が永久追放 自チーム敗戦に賭けるなどし340万円儲け…リーグが発表
米プロバスケットボール(NBA)は17日(日本時間18日)、ラプターズのジョンタイ・ポーターを賭博規則に違反したとして永久追放したと発表した。
ラプターズのジョンタイ・ポーターが永久追放
米プロバスケットボール(NBA)は17日(日本時間18日)、ラプターズのジョンタイ・ポーターを賭博規則に違反したとして永久追放したと発表した。
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公式サイトに掲載された発表によると、ポーターは3月20日(同21日)のキングス戦でNBAに賭けていると知られている人物に対し、機密情報を漏らしたという。その試合で、賭博者として知られる別の人物が、ポーターが「予想を下回るパフォーマンスをする」ことに8万ドル(約1240万円)をオンラインで賭け、110万ドル(約1億6980万円)を儲けた。ポーターはこの試合で「体調が悪い」として3分しかプレーせず。不自然な賭けと選手の振る舞いがあったとして、8万ドルの賭けは最終的に凍結されていたという。
発表によると、NBAの調査で、ポーターが2024年1月から3月の間に、関係する賭博のアカウントからNBAの試合に13回賭けていたと判明。1回の賭けは15ドル(約2300円)から2万2000ドル(約340万円)で、計5万4094ドル(約835万円)にのぼっていた。それによる勝ち分は7万6059ドル(約1170万円)で、純利益は2万1965ドル(約340万円)あったようだ。ポーター自身がプレーしていた試合は含まれていないが、所属するラプターズの敗戦に賭けるものは含まれていたという。
NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は発表の中で「我々のファン、チーム、この競技に関わる人々のために、NBAの清廉潔白さを守る以上に大切なことはない。そのため、ジョンタイ・ポーターのあからさまな規則違反は最も厳しい罰則に値したのだ」などと説明した。
(THE ANSWER編集部)