バウアーを訴えた女性が詐欺容疑で起訴 米報道、バウアーは改めて潔白主張「いつ仕事に戻れるのだろうか」
米大リーグで2020年にサイ・ヤング賞を獲得しているトレバー・バウアー投手を性的暴行で訴えてきた女性が、詐欺容疑で起訴されたと米メディアが報じた。バウアーも自身のXで「彼女たちとその弁護士は、メディアでの匿名の主張を武器に、私の金を奪おうとした」と主張。改めて自身の潔白を訴え「私はいつになったらで仕事に戻り、生計を立て続けることができるのだろうか」とも語っている。
米メディアが報道
米大リーグで2020年にサイ・ヤング賞を獲得しているトレバー・バウアー投手を性的暴行で訴えてきた女性が、詐欺容疑で起訴されたと米メディアが報じた。バウアーも自身のXで「彼女たちとその弁護士は、メディアでの匿名の主張を武器に、私の金を奪おうとした」と主張。改めて自身の潔白を訴え「私はいつになったらで仕事に戻り、生計を立て続けることができるのだろうか」とも語っている。
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レッズ時代の20年にサイ・ヤング賞に輝いたバウアーは、21年に性的暴行などの疑いで複数の女性から訴えられ、324試合の出場停止処分を受けた(後に194試合に軽減)。23年にはベイスターズでプレー。現在はメキシコリーグのレッドデビルズの一員としてプレーし、大リーグ復帰を目指している。
米スポーツメディア「ジ・アスレチック」は「トレバー・バウアーを性的暴行で訴えていた女性が詐欺容疑で起訴された」との見出しで記事を掲載。15日にアリゾナの高等裁判所で公開された起訴状で、バウアーを性的暴行で訴えていた女性が、バウアーと他の1人に対する詐欺容疑で起訴されたと伝えた。
またこの女性は、バウアーとは関係のない別の人物に対する恐喝による窃盗の重罪でも起訴されたという。罪状認否は4月26日に予定されている。記事では「この女性はバウアーを性的暴行で訴えた4人目の人物であった」「バウアーはいかなる不正行為も否定している」とも伝えられている。
バウアーは自身のXに動画を投稿。「彼女たちとその弁護士は、メディアでの匿名の主張を武器に、私の金を奪おうとした」と訴えた。「現時点では、この件に関して自分の潔白を証明するために、他に何ができるのかわからない」と困惑も口にしている。
「私は告発されたことをしていない。そして、裁判所、裁判官、法執行官、検察官など、私たちの社会がこのような問題の裁定を委ねているすべての機関が、私の意見に同意している」
自身の潔白を改めて主張したバウアーは、「彼らは私に対する申し立てをことごとく却下し、告発者のひとりを重罪で告発するまでに至った」「これらの主張の証拠が実際に存在すれば、私は起訴されたか、少なくとも逮捕されていただろう。でもそれは起きなかった」と周囲も潔白を認めていることを強調。
「この状況すべてが大ウソだったことを証明するために、他に何をすればいいのか。これは狂気じみている。私はいつになったら仕事に戻り、生計を立て続けることができるのだろうか」とも語っている。
(THE ANSWER編集部)