[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

パリ五輪絶望のバドミントン“フクヒロ”が心境 手術回避の廣田「悔いなし」福島「やりきった。その言葉だけ」

バドミントンのアジア選手権は10日、中国・寧波で女子ダブルス1回戦が行われ、東京五輪代表の“フクヒロ”ペアこと福島由紀、廣田彩花組(丸杉ブルビック)は韓国ペアに0-2(20-22、18-21)のストレート負け。パリ五輪代表入りは絶望的となった。2人は自身のSNSでサポートへ感謝。左膝前十字靱帯断裂の大怪我とも戦った廣田は「手術を回避し、レース続行してフクヒロとして戦い抜けてよかった」と記している。

福島由紀(手前)と廣田彩花のフクヒロペア【写真:Getty Images】
福島由紀(手前)と廣田彩花のフクヒロペア【写真:Getty Images】

アジア選手権1回戦で敗退

 バドミントンのアジア選手権は10日、中国・寧波で女子ダブルス1回戦が行われ、東京五輪代表の“フクヒロ”ペアこと福島由紀、廣田彩花組(丸杉ブルビック)は韓国ペアに0-2(20-22、18-21)のストレート負け。パリ五輪代表入りは絶望的となった。2人は自身のSNSでサポートへ感謝。左膝前十字靱帯断裂の大怪我とも戦った廣田は「手術を回避し、レース続行してフクヒロとして戦い抜けてよかった」と記している。

 代表枠は各国最大2枠。日本の女子ダブルスでは「シダマツ」ペアこと志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)の出場が確実となっている状況だった。2枚目の切符を「ナガマツ」こと永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)と争っていたが、逆転での代表入りを目指していたフクヒロは及ばなかった。

 試合後に2人はインスタグラムを更新。同じ2ショット写真を投稿した。大怪我と戦った廣田は「オリンピックレースが終わりました。最後までやりきれてよかった。悔いがないわけじゃないけど悔いなしです!」と心境を記した。「手術を回避し、レース続行してフクヒロとして戦い抜けてよかったなと。本当にたくさんの方のおかげ。感謝です。ありがとうとメッセージをたくさんもらいますが、皆さんの応援が背中を押してくれました。ありがとうございました」と感謝した。

 1学年上の福島も「長いようで短いようなオリンピックレースが終わりました。やりきった。その言葉だけです。最後まで皆さんが応援してくれたおかげです」とコメント。「そして、テイさん、廣田、吉冨コーチ、大日向先生 いつも一緒で本当にありがたかった。最後までありがとうございました。ありがとうって言いたい人達がたくさんいるな…フクヒロを最後までありがとうございました!」と感謝を記していた。

(THE ANSWER編集部)

1 2
W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA Jleague
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集