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大谷翔平1号球で物議→好待遇 ドジャース即時対応に米女性納得「大谷以外のみんなにも会える」

米大リーグのドジャースは、大谷翔平投手が4日(日本時間5日)に本拠地で放った今季初本塁打のボールをゲットしたアンバー・ローマンさんを、改めて球場に招待したことが分かった。大きな価値を持つ記念球と、大谷のサイン入りグッズを交換した過程が物議を呼んでいた。交換手順の見直しも図られる見込みで、ローマンさんは「次の人が同じ経験をしてほしくない」とコメントしている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

大谷翔平の1号記念球で話題

 米大リーグのドジャースは、大谷翔平投手が4日(日本時間5日)に本拠地で放った今季初本塁打のボールをゲットしたアンバー・ローマンさんを、改めて球場に招待したことが分かった。大きな価値を持つ記念球と、大谷のサイン入りグッズを交換した過程が物議を呼んでいた。交換手順の見直しも図られる見込みで、ローマンさんは「次の人が同じ経験をしてほしくない」とコメントしている。

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 米国のスポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」が「ドジャースがショウヘイ・オオタニのドジャース1号球をキャッチしたファンと和解 手順を見直す」という記事で伝えている。

 記事によれば、ドジャースはローマンさんと夫のアレクシス・バレンズエラさんをドジャースタジアムでのグラウンド内体験に招待したのだという。ローマンさんは自身の誕生日となる12日(同13日)のパドレス戦で訪れる予定。試合前にグラウンドへ入り、フィールドクラブレベルの席で観戦するという。

 同メディアによると、ローマンさんの「私たちに連絡をくれて感謝している。(大谷だけでなく)みんなに会える。私がサイン入りで欲しいものには何でもサインが必ずもらえる」と喜び。さらに「とても重要なこと。次の人が同じ経験をしてほしくない。ドジャースファンとしてクールな体験ではなかった。もし改善のために必要なものだったのなら、それはそれで素晴らしいこと」と納得しているようだ。

 ローマンさんは4日(同5日)のジャイアンツ戦で右翼席におり、大谷が7回に放った“ドジャース1号”の記念球をつかむ幸運に恵まれた。米国の複数メディアはその後、大谷のサインが入ったボール、帽子2つ、バット1本と交換で、記念球が大谷に戻されたと報じていた。

 ただこの際、ローマンさんが複数の警備員に取り囲まれるような事態となったことで、バレンズエラさんが「我々は誰かから搾取しようとしてなんかいない。金をむさぼるような人間ではないよ。ただ、特別な瞬間で、特別なボールだった。それに相応しい対価を得るのが公平だと思う」と語ったと伝えられている。ボールには少なくとも10万ドル(約1500万円)の価値があるとされており、回収方法が適切だったのか議論を呼んでいた。

(THE ANSWER編集部)


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