ドジャースが大谷翔平“移籍1号”記念球ゲットしたファンと和解へ 米報道…回収の「手順を見直す」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)に本拠地ドジャースタジアムで放った今季初本塁打のボールをゲットしたアンバー・ローマンさんを、ドジャースが球場に改めて招待したことが分かった。大きな価値を持つ記念球と、大谷のサイン入りグッズを交換した過程が物議を呼んでいた。
最低1500万円のボールをグッズと交換…その過程が物議
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)に本拠地ドジャースタジアムで放った今季初本塁打のボールをゲットしたアンバー・ローマンさんを、ドジャースが球場に改めて招待したことが分かった。大きな価値を持つ記念球と、大谷のサイン入りグッズを交換した過程が物議を呼んでいた。
米国のスポーツメディア「ジ・アスレチック」が「ドジャースがショウヘイ・オオタニのドジャース1号球をキャッチしたファンと和解 手順を見直す」という記事で伝えている。
記事によれば、ドジャースはアンバー・ローマンさんと夫のアレクシス・バレンズエラさんを、ドジャースタジアムでのグラウンド内体験に招待したと明らかにしたという。また、球場での記念球回収の手順を見直すともしている。
ローマンさんは4日(同5日)の試合で右翼席におり、大谷が7回に放った“ドジャース1号”の記念球をつかむ幸運に恵まれた。米国の複数メディアはその後、大谷のサインが入ったボール、帽子2つ、バット1本と交換で、記念球を大谷に戻したと報じていた。
この際「ジ・アスレチック」はサム・ブラム記者の署名記事で、夫のアレックス・バレンズエラさんが「我々は誰かから搾取しようとしてなんかいない。金をむさぼるような人間ではないよ。ただ、特別な瞬間で、特別なボールだった。それに相応しい対価を得るのが公平だと思う」と語ったと伝えていた。
この記事はヘリテージ・オークション社のスポーツオークション・ディレクターを務めるクリス・アイビー氏の「ドジャース1号の球なら少なくとも10万ドル(約1500万円)の価値を持つ」という指摘も報じている。
ローマンさんが記念球をキャッチした直後も「複数の(警備員の)男性が彼女を取り囲んだ」と物々しい様子だったとされており、記念球の回収方法が適切だったのか議論となっていた。
(THE ANSWER編集部)