一人じゃない大谷翔平1号、同僚35歳は心から祝福「彼の顔と肩から重荷が下りて良かった」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地ジャイアンツ戦で待望の今季1号ソロを放った。4打数2安打1打点の活躍で、チームは5-4で勝利。大きな注目を浴びてのドジャース移籍となった二刀流の初ホームランには同僚も安堵と歓喜のコメントを残している。ミゲル・ロハス内野手は「彼の顔と肩から重荷が下りて良かった」と語っている。
本拠地ジャイアンツ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地ジャイアンツ戦で待望の今季1号ソロを放った。4打数2安打1打点の活躍で、チームは5-4で勝利。大きな注目を浴びてのドジャース移籍となった二刀流の初ホームランには同僚も安堵と歓喜のコメントを残している。ミゲル・ロハス内野手は「彼の顔と肩から重荷が下りて良かった」と語っている。
遂に豪快な一発が飛び出した。大谷は7回、左腕テイラー・ロジャースが投じた外寄りのボールを強振。打球は右翼席に飛び込む移籍後1号ソロとなった。観客は総立ち。悠々とホームインした大谷は、ベンチ前でテオスカー・ヘルナンデスが投げたヒマワリの種を浴び、祝福された。
MLB公式サイトは「オオタニのドジャース1号『正直ほっとした』」との見出しで記事を掲載。大谷の試合後コメントも紹介しつつ、この試合「9番・遊撃」で出場した同僚ロハスの言葉も伝えた。
35歳のベテランは「彼(大谷)の顔と肩から重荷が下りて良かった」と心から喜んでいるようだ。「彼はプロとして物凄くハードワークしているし、毎日毎日(野球以外も含め)多くのことに対応している。我々はショウヘイにたくさんのことを求めているから、彼が成功を収めるのを見みられることは重要なんだ」とも語った。
エンゼルス時代には2度のMVPを獲得。前例のない二刀流としての躍動を見せ、今やMLBの顔になった。10年総額7億ドル(約1014億円=当時)の巨額契約でドジャース入り。昨年受けた右ひじの手術の影響で、打者に専念している状況だ。大きな注目に加え、3月に韓国で行われた韓国シリーズ中に長年通訳を務めていた水原一平氏が解雇された。大谷の資金を盗用し、違法賭博に関与していた疑いが報じられている。
いろいろなことを背負ってプレーしてきた大谷。開幕から9戦、41打席目での一発になった。ロハスは「新しいチームメイトたちの間で彼が快適そうなのを見るのは我々にとって良いものだよ。これで、彼はリラックスしてプレーできるね」と安堵している。この日、1号をかっ飛ばして生還した直後には、テオスカー・ヘルナンデスからヒマワリの種のシャワーを浴びせかけられるなど祝福を受けた。大谷は一人ではない。
(THE ANSWER編集部)