ジャイアンツ戦で遂にドジャース1号

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日（日本時間4日）、本拠地ジャイアンツ戦に「2番・DH」で先発出場。7回に待望の今季1号ソロが飛び出した。中継では、大谷の記念すべきホールランボールを手にした幸運な女性ファンの姿も映り、ネット上の日本ファンは「世界一の強運」「どえらい値段に」などと注目が集まっていた。

　遂に大谷に豪快な一発が飛び出した。7回、左腕テイラー・ロジャースが投じた外寄りのボールを強振。打球は右翼席に飛び込む移籍後1号ソロとなった。飛距離430フィート（約131メートル）、打球速度105.6マイル（約170キロ）の一発で観客は総立ち。悠々とホームインした大谷は、ベンチ前でテオスカー・ヘルナンデスが投げたヒマワリの種を浴び、祝福された。

　この打球を掴み、右翼席で右手を突き上げて歓喜する女性ファンの姿も、米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の中継には映し出された。X上の日本ファンからは「ドジャース第1号ボールなんてどえらい値段になりそうやな」「汚い話だけど、このホームランボールきっと高い」「これは将来高く売れるぞ」「世界一の強運」「これはかなり貴重！」などと注目されていた。

「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組では、大谷本人がこのホームランボールが手元に戻ってきたこと、キャッチしたファンには見返りにボールと帽子2つ、バット1本をプレゼントしたことを語っていた。4打数2安打1打点の活躍で、チームは5-4で勝利。待望の1号で勢いに乗りたい。