[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

錦織、1か月半ぶり復帰戦白星 世界40位に逆転16強 負傷の右手首保護も中盤圧倒

テニスのマドリード・オープンは10日、男子シングルス2回戦が行われ、右手首痛で離脱していた第6シード・錦織圭(日清食品)が世界ランク40位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に1-6、6-0、6-4の逆転で下し、復帰戦を白星発進。16強進出を決めた。

マドリードOP、シュワルツマンを2-1撃破…右手首気にする仕草も復活への第一歩

 テニスのマドリード・オープンは10日、男子シングルス2回戦が行われ、右手首痛で離脱していた第6シード・錦織圭(日清食品)が世界ランク40位のディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に1-6、6-0、6-4の逆転で下し、復帰戦を白星発進。16強進出を決めた。

 第6シードの錦織は右手首にテーピングを施し、クレーコートに立った。第1セット、互いにキープして迎えた第4ゲーム、錦織にネットプレーにミスが出て、ブレークを許した。故障していた右手首を押さえ、気にするそぶりも見せながら反撃を狙ったが、第6ゲームでも再びブレークを献上。そのまま第1セットを1-6で落とした。

 それでも、第2セットの第2ゲームでブレークに成功すると、一気に波に乗った。第4、第6のブレークも含め、6ゲーム連続奪取。ショットに本来の力強さを取り戻し、170センチと小柄な24歳を圧倒した。勢いそのままに第3セットも奪取。逆転でベスト16に駒を進めた。

 錦織は8強で敗れた3月29日(同30日)のマイアミ・オープン準々決勝で右手首を痛め、4月のバルセロナ・オープンを欠場。周囲から不安が募っていたが、公式戦へ向け、戦前は「状態は明らかに良くなっている」と語っていた。ひとまず、復活への第一歩を記した。

 この結果、3回戦でダビド・フェレール(スペイン)と対戦する。

【了】

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer


W-ANS

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
DAZN
ABEMA
スマートコーチは、専門コーチとネットでつながり、動画の送りあいで上達を目指す新しい形のオンラインレッスンプラットフォーム
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集