カージナルス戦で5回無失点の好投

　米大リーグ・ドジャースの山本由伸投手は30日（日本時間31日）、本拠地カージナルス戦に今季2度目の先発登板。勝ち星こそつかなかったが、5回2安打無失点、無四球で5奪三振と好投した。0-0で迎えた5回にチームが先制し、勝利投手の権利が発生。その直前、審判の行動に「軽快すぎたw」「ナイス！」と日本ファンも反応していた。

　山本が快投を続けていた5回、ドジャースは1死一、二塁からフリーマンのタイムリーで先制。勝利投手の権利が発生し、山本はベンチで歓喜した。

　このシーン、フリーマンの鋭い打球をよく見ると、ベース手前にいた二塁塁審がタイミングよくジャンプする“神回避”を見せていた。一瞬でも反応が遅れれば、直撃してもおかしくない場面だった。

　中継映像で確認したX上の日本ファンからは「FreddieのHITにJUMPする審判」「審判軽快なジャンプ過ぎたw」「メジャーの塁審はちゃんと打球避けてるね（打球に当たってたらタイムリーになってないところだったから）」「二審もナイスジャンプ！！」などとコメントが書き込まれていた。

　ドジャースはこの回2点を先取。しかし7回に3番手ケリーが5点を奪われて山本の勝利投手の権利は消滅した。試合は延長10回までもつれたものの、5-6でドジャースが敗れている。「2番・DH」で出場した大谷翔平投手は5打数1安打だった。