ド軍本拠地の2100円日本食に米ラジオ司会者は及び腰 米国で馴染み薄く「あなたに食べてほしい」
大谷翔平投手、山本由伸投手が所属する米大リーグ・ドジャースは28日(日本時間29日)、ドジャースタジアムでの本拠地開幕戦を迎えた。今季から新設された日本食の売店が米司会者らの間でも話題に。日本通のレポーターが「私の妻がトライしたんだ」「クールなことだ」などと同僚にオススメするも、米国ではあまり馴染みがない食材ということもあって及び腰になっていた。
日本のたこ焼きチェーン店がドジャースタジアムで開店
大谷翔平投手、山本由伸投手が所属する米大リーグ・ドジャースは28日(日本時間29日)、ドジャースタジアムでの本拠地開幕戦を迎えた。今季から新設された日本食の売店が米司会者らの間でも話題に。日本通のレポーターが「私の妻がトライしたんだ」「クールなことだ」などと同僚にオススメするも、米国ではあまり馴染みがない食材ということもあって及び腰になっていた。
日本人選手が2人同時に加入したドジャース本拠地では、今季から新たに日本のたこ焼きチェーン店「築地銀だこ」が開店した。米スポーツメディア「スポーティング・トリビューン」のCEOアラシュ・マルカジ氏も自身のXで写真を公開。13.99ドル(約2100円)と日本よりお高い逸品になっていたが、同氏によると、本拠地開幕戦では「最も忙しい売店の1つ」だったという。
球場の“新名物”はカリフォルニア州地元ラジオ局「AM 570 LAスポーツ」の専門番組「ドジャートーク」でも話題に。ドジャースの試合を中継する「スポーツネット・ロサンゼルス」でスペイン語の実況や解説を担当するホセ・モタ氏がゲスト出演すると、司会のデビッド・ヴァセイ氏に対し、「たこ焼きを試してみるのを忘れないようにね」とアドバイスを送った。
日本通で知られるモタ氏は「今日私の妻がトライしたんだ。日本のものを試してみるのはクールなことだよ」と続けた。ヴァセイ氏は「揚げたたこのやつかい? 聞いたことあるよ」と返答。ただ、同氏は韓国での開幕シリーズのときも「冒険しなかった」そうで、米国では馴染みの薄いたこ料理にも及び腰。「私たちのためにあなたに試してもらいたい。そしてレビューをちょうだい」とモタ氏に丸投げした。
モタ氏が「いくつか持っていくよ」と投げかけるも、ヴァセイ氏は「いいや、あなたに食べてほしいんだ」と笑って回避した。モタ氏は2月に行われたファンフェスタではトークショーの司会を務め、大谷に質問を連発。「タコヤキ、トンカツ、オコノミヤキ、テンプラ、ヤキトリ、テリヤキ、シャブシャブ。僕に作ってほしいものは?」と尋ね、大谷から「たこ焼き」との回答を引き出していた。
(THE ANSWER編集部)